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2017年07月11日 11時00分 UPDATE

感情豊かな“小さい相棒” スマホで動くAIロボット「COZMO」日本上陸 (1/2)

米Ankiが開発した、感情豊かなAIロボット「COZMO」が日本上陸。タカラトミーが9月23日に発売する。

[村上万純,ITmedia]

 タカラトミーは7月11日、スマートフォンと連携する小型AIロボット「COZMO」(コズモ)を9月23日に発売すると発表した。AIを内蔵し、カメラで人やモノを認識・判別してさまざまな感情表現をする。実売予想価格は2万6980円(税別)。

 2016年に開発元のAnkiが米国で発売しており、日本での販売は今回が初。基本スペックは同等だが、日本語に対応した。

コズモ スマートフォンで動く感情豊かな小型AIロボット「COZMO」(コズモ)
コズモ コズモ本体

 コズモの特徴は、まるで生きているかのような感情表現の豊かさにある。喜怒哀楽などの感情を、声、表情、動きを組み合わせた1000以上のパターンで表現。AI(人工知能)を搭載し、内蔵カメラで人の顔や物を認識して適切な感情を表現し、行動するという。

 専用アプリ(iOS/Android、無料)をコズモ本体とWi-Fi接続すると、コズモが目覚めて充電ドックから出てくる。2つの走行用ベルトで移動し、顔の位置に当たる有機ELディスプレイには、さまざまな表情がリアルタイムに映し出される。

充電ドック 充電ドックがコズモの家なのだ。アプリを終了したときも充電ドックに帰っていく

 上下に可動するアームを備え、付属のパワーキューブを押したり、持ち上げたりできる。キューブ表面のマーカーをカメラで読み取ることで、位置情報を把握している。

キューブ 上下に可動するアームを搭載。付属のパワーキューブを持ち上げる

 ジャイロスコープと、底面に赤外線センサーを内蔵。自分の動きや傾きを検知し、段差がある手前で自動で止まり、落下しないという。

 コズモは、スタンドアロンで自由に動いたりしゃべったりするが、アプリで指示を出したり、一緒にゲームを楽しんだりもできる。

底面 底面に赤外線センサーを搭載。段差を読み取って落下を防ぐ

 あらかじめ登録された行動を直感的にプログラミングできる「コード ラボ」、コズモ目線の視界をスマホ画面で見られる「エクスプローラー」のほか、付属する電動の周辺機器「パワーキューブ」を使ってコズモと競い合うゲームも複数用意した。

 アプリ内には最大10人までユーザーの顔を登録できる。コズモがカメラで顔認識すると、登録した名前を呼んでくれる。

コード あらかじめ登録した行動を、パズルのピースのように組み合わせて簡単にプログラミングできる
エクスプローラー コズモ目線の視界をスマホ画面で体験できる「エクスプローラー」
顔認識 カメラで顔認識すると、登録した名前を呼んでくれる

コズモはどうやって生まれた?

 コズモを開発した米Ankiは、2010年に米カーネギーメロン大学院のロボット工学専攻出身の3人が立ち上げたスタートアップ企業。AIカーレースゲーム「Anki Drive」をはじめ、ロボット工学とAIに重きを置いた商品開発をしてきたという。

 まるでSF映画のキャラクターがそのまま現実世界に飛び出してきたかのようなコズモは、どういった経緯で誕生したのか。

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