ITmedia NEWS > AI+ >

品川プリンスホテル、部屋に荷物届けるロボット「Relay」導入

» 2017年07月26日 16時02分 公開
[太田智美ITmedia]

 プリンスホテルは7月26日、「品川プリンスホテル Nタワー」に、荷物を運ぶデリバリーロボット「Relay」(リレイ)1台を10月上旬から導入すると発表した。

 Relayは自律走行型のデリバリーロボット。障害物を回避しながら自動走行し、客室のドアの前まで荷物を届けることができる。エレベーターにも自動で搭乗可能。


荷物を届けるデリバリーロボット「Relay」 デリバリーロボット「Relay」

 客室から電話でオーダーすると、スタッフが「Relay」に荷物をセット。指定した客室前に到着すると、電話で到着を知らせ、荷物が取り出されると自動でロビーに戻って充電を始める。米シリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャー企業のSaviokeが開発した。


荷物を届けるデリバリーロボット「Relay」 品川プリンスホテル Nタワー


 プリンスホテルは2019年度をめどに、AI(人工知能)などを活用したホテル運営を始める予定。デリバリーロボット導入を通じ、まずはIT運用ノウハウの蓄積を目指す。

太田智美

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.