ITmedia NEWS > AI+ >
ニュース
» 2017年11月17日 17時45分 公開

「スマスピ」おしゃべり広場:Amazon Echoに「コンピュータ」と呼びかけてみた

編集部に届いたAmazon Echoとのファーストコンタクト。

[松尾公也,ITmedia]

 Amazonのスマートスピーカー、Amazon Echo 3モデルが限定的ではあるが日本のユーザーに届き始めた。筆者は残念ながら購入招待メールリストから漏れ、Echo Dot争奪戦に敗退してしまったが、ITmedia NEWS編集部にはレビュー用のAmazon Echoが届いたのでさっそくセットアップしてみた。試してみたいのはなんといっても「あの言葉」での呼びかけにEchoが応じてくれるかどうか。

 現在のスマートスピーカー、音声エージェントは、ウェイクワード(ホットワード)が設定されており、そのキーワードが認識されると、その後に聞き取った言葉を命令として判断する。Clova WAVEなら「Clova」、Google Homeなら「OK Google」、Siriならば「Hey Siri」、Amazon Echoなら「Alexa」。その源流となったのは、スター・トレックというSFドラマだ。

photo 中央がAmazon Echo

 1966年に放映開始された最初のスター・トレック作品「宇宙大作戦」は23世紀の宇宙を舞台に、人間と異星人が混在したクルーを乗せたUSSエンタープライズ号の冒険を描く。続編の24世紀ではクルーが日常的に音声を使ってコンピュータとやりとりをしている様子がたびたび登場し、英語版のSiriにもスター・トレックに関するジョーク的なやりとりが含まれている。

photo SiriにBeam me up(エンタープライズに転送)と呼びかけると、こんな答えが。

 米国版Amazon Echoのウェイクワードは「Alexa」なのだが、それ以外にも使える言葉がある。Amazon、Echo、そしてもう1つがComputer。これが日本版に入るかどうか不安だった。スター・トレックでは「コンピュータ」と音声で呼びかける。これはスター・トレック愛好家としてはとても重要な情報なのである。

photo Computerがあった

 スター・トレックの全作品はNetflixで視聴でき、さらに最新作のテレビシリーズ「ディスカバリー」もここで放送中だが、競合するサービスであるAmazon Prime Videoでも視聴可能なスター・トレック映画が1本だけある。映画としては最新作の「スター・トレックBEYOND」だ。

photo スター・トレックBEYOND

 なぜかというと、Amazonのジェフ・ベゾスCEOがスター・トレックの大ファンで、この作品に異星人としてカメオ出演したから(実に似合っている)だと推測できる。そこまでのファンなら、Amazon Echoのウェイクワードに「コンピュータ」が含まれているのも当然だろう。

「呼びかけてみろ」

「コンピュータ、こちらはUSSエンタープライズ。宇宙連邦の調査船だ」

「呼びかけに応じません。武器を装填しています」

「シールド最大、回避パターンガンマなんとかかんとか」

とはならず、ちゃんとEchoが「コンピュータ」という呼びかけに応じてくれるのは素晴らしい。さすがベゾス。

 これで思う存分スター・トレックごっこができるようになったのだが、「コンピュータ」という言葉が編集部ではおそらく誤動作が起きまくるだろう。やはり自分のEchoを我が家で使うしかない。

「コンピュータ、Amazon Echo Dotを買って」

「検索したところ、Amazon Echo Dot New Model Blackが最初に見つかりました。税込合計は5980円です。すみません。このアカウントでAmazon Echo Dot New Model Blackを注文できません」

「(……)コンピュータ、アールグレイ、ホットで」

「すみません。わたしには分かりません」

「抵抗は無意味か……」

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.