駅の改札にピッとタッチすると基盤のLEDが光る――そんなカードクリップ「FLASH ICカードクリップ」が11月24日、電子技販から発売された。デザインは「東京回路線図」(税込6480円)、「エヴァンゲリオン初号機」(税込8100円)「関西回路線図」(税込6480円)の3種類。12月上旬には「エヴァンゲリオンNERV」も登場する予定だ。
FLASH ICカードクリップには、電波でLEDが光る回路を搭載。東京の路線図を描写した「東京回路線図」では東京駅が、エヴァンゲリオン初号機デザインでは胸部のコア部が、関西回路線図では大阪駅が光る。
電波でLEDが光るため、駅の改札だけでなく、会社のIDカード用のクリップとして使えばセキュリティ機器タッチ時に光る。
部品を保護するため、仕上げは1つずつ人の手によって樹脂コーティング。基板設計製造と同じ製造設備、製造方法を用いているという。
「東京の路線図を見ていたら、基板の回路図に見えてきた。基板は機能のために作られたものでありながらデザインとしても美しい」――同社代表取締役の北山寛樹さんは開発の動機をこう話している。
(太田智美)
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