米Googleは12月11日(現地時間)、「モバイルカメラの可能性を追求する」カメラアプリのテスト版3本を公開したと発表した。「Storyboard」(Androidのみ)、「Selfissimo!」(AndroidおよびiOS)、「Scrubbies」(iOSのみ)だ。
「Storyboard」は、端末で撮影した動画を取り込んで複数の画像をピックアップし、コマ割りした漫画のように加工するアプリ。Android 5.0以降をサポートする。AIが面白いと判断したフレームをピックアップし、勝手にレイアウトする。視覚効果は6種類あり、これも自動で選ばれる。1つの動画からおよそ1兆6000億パターンの画像が作れるとしている。
Selfissimo!は、証明写真機のようなモノクロの自撮り画像を撮影するアプリ。証明写真機と異なり、ポーズをとって静止するとそれを感知してシャッターを切る。端末の画面をタップするまで撮影し続ける。
Androidはバージョン5以上、iOSはバージョン9.3以上で利用可能。
Scrubbiesは、ループ動画を指で前後に細かく動かせるアプリ。「scrub」はDJがレコード盤の回転を操作する「スクラッチ」の意味。
アプリで動画を撮影・保存すると、その動画を再生しながら指の動きで逆再生したりゆっくり再生したりできる。iOS 10.0以降で利用可能だ。
各アプリのリンクは以下の「関連リンク」にまとめた。
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