2017年の国内家庭用ゲーム市場は、11年ぶりにハード・ソフトとも前年より拡大した――ゲームメディアの「ファミ通」が1月9日、こんな調査結果を発表した。Nintendo Switchがハード市場をけん引。ソフト市場は、プレイステーション 4やニンテンドー3DS向けも好調だった。
2017年の市場規模(ハード・ソフト合計)は3917億円で、前年比30.8%伸びた。内訳は、ハードが前年比72.9%増の2023億円、ソフトが同3.8%増の1893億円。ハード・ソフトの市場規模がともに前年を上回るのは2006年以来という。
ハードはNintendo Switchが340万台と首位。2位はプレイステーション 4で、2016年を上回る193万台を販売した。
最も売れたソフトは「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(3DS)で約200万本、2位は「スプラトゥーン 2」(Switch)で、175万本。
「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、PS4・3DSの2機種合計で308万本と、タイトル別合算では最多の売り上げだった。
また、7本のタイトルが100 万本を突破(2016年は2タイトル)しており、ミリオンヒット7本は2010年以来7年ぶりという。
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