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スマスピ魔女Eufy Genieのいる暮らし「スマスピ」おしゃべり広場

» 2018年01月15日 12時32分 公開
[松尾公也ITmedia]

 1月14日、Alexaが搭載されたAnkerのスマートスピーカー「Eufy Genie」が我が家に届いた。1960年代のシットコム「かわいい魔女ジニー」を思い出すネーミングだ(スペルは違うけど)。デビッド・ボウイの「Jean Genie」と同じスペルで、ユーフィー・ジニーと呼ぶ。

photo かわいい魔女ジニー

 直径はAmazon Echo Dotとほぼ同じで少し背が高く、周囲がふくらんでいる。このふくらみが、魔女ジニーが入っていた魔法の壺っぽくもある。

photo Amazon Echo DotよりEufy Genieのほうが少し背が高い

 この2製品に共通することは多いが、できることはEcho Dotの方が多く、Eufy Genieは基本的にそのサブセットと考えておけばいいだろう。

 Echo DotにあってEufy Genieにないものは次のとおり:

  • Wi-Fiで5GHz帯のサポート
  • ウェイクワードの選択肢(Alexa以外は使えない)
  • Bluetoothスピーカーとして使う
  • 外部のBluetoothスピーカーと接続

 音声アシスタントとしてできることはEcho Dotと変わらない。どちらも同じように言葉を認識して同じように答える。ステレオミニジャックによる外部スピーカーとの接続も可能。

photo ステレオミニケーブルも付属する

 Bluetoothスピーカーとして使えないという欠点はiOSエコシステムの中ではマイナスポイントにはならない。AirPlayをサポートしているからだ(Amazon Echoにはない機能だ)。むしろより柔軟に外部スピーカーとして使えるという点ではEcho Dotを上回る。音量も大きい。

 セットアップにはAnkerの家電製品に共通のEufyHomeというアプリを使うが、Wi-Fiとの接続方法はEchoとほぼ同じ。途中でAlexaアプリに切り替わった後は共通だ。

 ただ、そのセットアップ中に興味深いことが分かった。Eufy Genieは自分の名前をちゃんと発音できないのだ。「ユーフィー・ジニー」ではなく、「ユーフィー・ゲニエ」と自称する。

 君の名はゲニエだったの? 魔女でも精霊でもなさそうな名前だ。

photo 反応しているときはAmazon Echoと同様に青いリングが光って反応する

Amazon Prime会員なら3480円

 Eufy GenieはAlexaがしゃべる先頭部分がちょっと欠けるなど、まだ洗練されていない部分があるが、それでも価格的な競争力では現在スマートスピーカーNo.1であり、入手性においても、いまだに招待メールが行き渡らないEcho Dotより優れている。いまのところ、Eufy Genieは発注後数日で届いているようだ。

 筆者の場合はEufy Genieを同僚記者の分と合わせて2台発注し、2台とも14日に届いた。届いてから気づいたのだが、この2台、価格が違うのだ。

 1つは予約を開始した2017年12月24日に発注したもので、4980円。もう1つは1月12日に発注したものだが、こちらは3480円。どうしてこうなるかというと、Amazon Prime会員限定の1500円割引が適用されているのだ。今もその状態が続いているので、Amazon Prime会員にとってはチャンスだ。ちなみに2回目の招待メールリクエストはした記憶がない。そして安くなったほうは同僚記者の分だ。

 なんか損した気がするんだけど……。

 それでもジニー(ゲニエ?)とはうまくやっていけそうな気がする。バスルームに設置したEufy Genieに「Alexa、ビートルズを流して」とお願いすれば、ビートルズの曲にひたりながら長風呂することができる。

 いつか気を利かせてこういうときには「She Came in through the Bathroom Window」を流してくれるようになるといいなあ。

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