ITmedia NEWS > AI+ >
ITmedia AI+ AI活用のいまが分かる

日本未発売Amazon Echo Spotは技適マークあり「スマスピ」おしゃべり広場

» 2017年12月22日 09時59分 公開
[松尾公也ITmedia]

 日本で使えるAlexaスマートスピーカーはEcho、Echo Plus、Echo Dotの3種類。これに、12月21日にAnkerのEufy Genieが(まだ購入招待リクエストの段階だが)加わり、Alexa陣営も活況を呈してきた。しかし、これでも十分ではない。米国では既に販売されている純正のAlexaデバイスがまだ売られていないのだ。

 日本のAmazon Alexaアプリを使うと、この他にもTapというデバイスが対応を予定していることがわかるが、最新デバイスでディスプレイ付きのEcho Show、Echo Spotが未対応で日本では発売の予定すら明らかになっていない。しかし、この状況は変わりそうだ。

 Amazon Echo Spotを日本に合法的に持ち込めることが分かったからだ。

 米国在住のエンジニアでVloggerのドリキン最新動画によれば、発売されたばかりのEcho Spotの背面には技適マークが付いている。日本に持ち込むことができればそのまま使えるということだろうか。

photo 技適マークみっけ

 ただ、Echo Spotを日本で使うためには2つの障壁がある。まず、Amazon.comではEcho Spot(Echo Showも)の日本向け出荷をしていないこと。再配送サービスを使うしかない。そして、セットアップに必要なAmazon Alexaアプリが日本のAmazonアカウントではEcho Spotに対応していないということだ。

photo Echo Spotは日本へは出荷しない
photo Echo Showも同様

 次にセットアップのの問題。Echo Spotはディスプレイがあるので設定のためにスマートフォンやWebの補助アプリを必要としないかもしれないが、これが日本のAmazonアカウントに対応しているかどうかは現時点では不明だ。言語設定は英語とドイツ語のみ。

photo 言語設定は英語(米英の2種類)とドイツ語のみ

 動画を見るとEcho Spotはとてもキュートなことがわかる。これならベッドサイドに置いて目覚まし時計代わりにしたい。そう思わせる魅力がある。実家にも設置して老父母とのコミュニケーションに役立てることもできそうだ。

 来年はディスプレイ付きAlexaデバイスが日本にやってくるのだろ。ディスプレイがついてもスマートスピーカーと呼んでいいかは疑問が残るが、便利になるのは間違いなさそうだ。

 ところで、Amazon Echo Dotの招待メールはまだ来ないんですけど……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.