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» 2018年01月24日 09時21分 公開

「ムーンショットは難しかった」 月面探査レース「Google Lunar X PRIZE」は勝者なし

「ムーンショットは難しかった」――民間の力で月面にロボット探査車を送るレース「Google Lunar X PRIZE」は「受賞者なし」の結果に。

[ITmedia]

 「ムーンショットは難しかった」――民間の力で月面にロボット探査車を送るレース「Google Lunar X PRIZE」を運営する米国の非営利財団は1月23日、期日の2018年3月31日までに月に到達できるチームはないと結論付け、総額3000万ドルの賞金を受け取る受賞者はいないと発表した。日本からもチーム「HAKUTO」が参加していたが、受賞はかなわなかった。

画像 Google Lunar X PRIZE公式サイトより
画像 企画の趣旨

 Google Lunar X PRIZEは、非営利団体X PRIZE FoundationとスポンサーのGoogleが2007年にスタート。月面を最低500メートル探査し、動画、静止画データを地球に送信できるロボット探査車の月面着陸を目指し、世界中の私企業に競ってもらう企画だ。

 日本のHAKUTOのほか、米国のMoon Express、イスラエルのSpaceIL、インドのTeamIndus、国際チームのSynergy Moonの5チームがエントリーしていたが、主催者側は、どのチームも3月31日までに月面に到達できないと判断した。

 主催者は企画の成果として、参加チームが多額の資金調達に成功したことや、新たな雇用を生み出したことなどを挙げ、「月に着陸することは非常に困難だったが、各チームが月を目指す際にはサポートしたい」などとしている。

画像 ニュースリリースより

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