「スマートフォンで一番ゲームをしているのは30代」――カドカワ子会社のGzブレインは1月31日、スマートフォンゲームユーザーの属性やプレイ動向に関するこんな調査結果を発表した。30〜40代が横並びでユーザー数が多かったという。
2017年にスマホでゲームを遊んだユーザーの週間プレイ人数は、全体平均で2803万人(前年比105.4%)だった。男女比はほぼ同率だったとしている。最も週間プレイ人数が多いのは30代(610万人)で、40代(608万人)が続く。集計期間は17年1月2日〜12月17日で、1週間にスマホゲームで遊んだユーザーの年平均値を算出した。
10代ユーザーは469万人(前年比108.3%)へ拡大。17年11月に配信された任天堂の「どうぶつの森 ポケットキャンプ」の影響が考えられるという。どうぶつの森 ポケットキャンプのユーザー属性を見ると、10〜20代の割合が高く、男女別では女性比率が65%を占める。
17年に多く遊ばれたゲームタイトルの調査(集計期間は16年12月26日〜17年12月31日)では、男女で人気タイトルの傾向が分かれた。男性は1位が「Pokemon GO」で、「LINE:ディズニー ツムツム」「パズル&ドラゴンズ」が続くが、女性は「LINE:ディズニー ツムツム」「どうぶつの森 ポケットキャンプ」「Pokemon GO」という順だった。女性は、「ディズニ ツムツムランド」「LINE ポコポコ」など、パズルゲームが占める割合が高かった(年間の総ユーザー数から集計週数を割って、1週間当たりのユーザー数を算出)。
調査には、Gzブレインが運営するリサーチシステム「eb-i」を使用。25万人のパネルから、全国の5〜69歳男女1万人超を対象に週次でWeb調査を実施している。
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