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Amazon.com、純利益2倍以上と絶好調

» 2018年04月27日 07時47分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Amazon.comが4月26日(現地時間)に発表した2018年第1四半期(1〜3月)決算は、売上高は前年同期比43%増の510億4200万ドル、純利益は121%増(2倍以上)の16億ドル(1株当たり3.27ドル)で、売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は499億ドル、1株当たり純利益は1.27ドル)を大幅に上回った。

 クラウドサービスのAWSや北米での販売が好調だった。

 amazon 1 純利益推移

 ジェフ・ベゾスCEOは発表文で、「AWSは競合より7年早くスタートを切り、ペースを維持している。その結果、AWSは最も進化し、最も機能豊富なサービスになった」と語った。

 AWSの売上高は49%増の54億4200万ドル、営業利益は57%増の14億ドル。売上高全体に占める割合は、全四半期から2.5ポイント増の11%だった。

 amazon 2 AWSの売上高と営業利益

 北米での売上高は46%増の307億2500万ドル、営業利益は93%増の11億4900万ドルだった。

 同社は業績発表後の電話会見で、北米でのプライム会費を5月11日から従来の年額99ドルから119ドルに値上げすると発表した。同社は1月には月額での会費を値上げしている。

 第2四半期(4〜6月)の見通しは、売上高を前年同期比34〜42%増の510億〜540億ドル、営業利益を11億〜19億ドルとした。

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