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» 2018年05月11日 17時30分 公開

「FGO×リアル脱出ゲーム」を熱くする“史上初”の仕掛け (1/2)

FGO PROJECTとSCRAPがコラボしたリアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」をネタバレなしでレポートしていく。

[井上輝一(オルタ),ITmedia]

 5月11日から、スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」(FGO)を製作するFGO PROJECTと、体験型エンターテインメント「リアル脱出ゲーム」を企画するSCRAPがコラボしたFate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」の東京公演が始まった。

 8月26日まで、時期を分けて大阪、名古屋、横浜、札幌、福岡と計6カ所で公演するが、最速公演の東京は既に完売するほどの人気ぶりだ。

Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」

 リアル脱出ゲームは、指定時間内にチームで数々の謎や暗号を解き、ゲームクリアを目指す体験型アトラクションだ。SCRAPの会場の他、これまで東京ドームや廃病院などさまざまな場所で開催しており、07年の初開催以来、累計360万人を動員している。

 Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」は、シャーロック・ホームズゆかりの地である19世紀末のベーカー街が舞台。FGOの主人公たちがベーカー街に閉じ込められ、制限時間の60分以内に謎を解き脱出できなければ空間ごと主人公たちが消滅する──そんな企みを“ある人物”に仕組まれる、というあらすじだ。

 そんな「謎特異点I」を記者がいち早く体験してきたので、ネタバレなしでレポートしていこう。

謎解きに夢中になる大人たち

内覧でクリアできたのは57チーム中たったの9チーム

 東京公演の場所は、明治神宮前駅から徒歩数分の「原宿ヒミツキチオブスクラップ」。地下1階にあるため、外の階段を下って入り口に向かっていく。

 入り口ではスタッフが書いた立て看板と、等身大「マシュ・キリエライト」と「シャーロック・ホームズ」がお迎えしてくれる。この右側で受付を済ませ、奥の会場に入って開始を待つという流れだ。

入り口前の立て看板
等身大「マシュ・キリエライト」と「シャーロック・ホームズ」

 チームは最大6人までの参加が可能。公演が始まると、まずオープニングムービーでベーカー街に主人公たちが閉じ込められた経緯を知ることになる。物語の前提を理解したところで司会進行からルールの説明があり、ゲーム開始。そこからの60分間は頭脳をフル回転させ、チームワークを駆使して謎を解いていくことになる。

最大6人のチームで6体のキャラクター(サーヴァント)を使用することになる
「そう、非常に『謎めいている』んだ」というのは「ダ・ヴィンチちゃん」こと「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
ムービーを見てルールを聞き終わったらスタート
ホームズゆかりの住所「221B」も会場内に 前には警官が待ち構えている

 開始前の注意事項として「走ってはいけない」という項があったが、「正直、大の大人でも走りたくなります。ルール的には走ってはいけませんが、そういう気持ちにさせるゲームです」と司会が解説。実際にゲームに身を投じてみるとその通りで、過ぎる時間とはやる気持ちが、解いた謎の指示する次の場所へ「一刻も早く」と焦らせる。

謎を解けば解くほどこの世界に没入していく……

 記者が参加した回に来ていたのは12チーム。それまでの内覧では45チームが脱出に挑み、脱出できたのはわずか7チームだったという。開始前にこれを聞いたため、かなりの難しさを予感していたが、記者はチームに恵まれなんとか脱出成功。結果として参加回では12チーム中2チームが脱出成功、内覧全体では57チーム中9チームで、成功率は約16%となった。

成功したチームは大きくガッツポーズした
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