今朝、Oculus Goの「Fit接顔パーツ」が届いた。彫りの深い顔を標準ユーザーと考えるOculus VR/Facebookによって作られたOculus Riftは鼻の低い人には使いづらく、Oculus GoはRiftほどではないがそれでも不要な「空きスペース」ができる。それをなくしてくれるのが「Fit接顔パーツ」なのだ。送料、税込で2500円。
さっそく装着してみる。Oculus Goに限らずだが、HMD(Head Mounted Display)は頭にマウントするだけあって、顔と密着する。Netflixなどで映画まるごと見ようとしたら、Oculus Goのバッテリー持ち時間である2時間くらいはつけっぱなしでいることもあるかもしれない。そのあいだずっと目から鼻までを覆って密着しているのだから、快適である必要がある。
結論から言うと、これは買ってよかった。
装着感が標準の接顔パーツとは段違いでいいのだ。標準品が悪いというわけではなく、他のHMDと比べてもいいほうなのだが、それよりもはるかによい。Oculus Goはかなりの重さがあり、それを顔の前面で支えるため頬骨に負担がかかる。「平たい顔族」向けにフィット感が増したおかげで、鼻の隙間問題が解消されただけでなく、顔全体への負担も減ったというわけだ。
鼻の高さが足りない部分が目の周囲の素材と同じ通気性の高いフォームで「盛られて」いるおかげで、鼻の部分でも支えることになり、結果的に負担が分散されるようだ。
完全に隙間がなくなるというわけではないが、外光が邪魔になることもない。
さて、余った「彫りの深い顔族」向け接顔パーツの利用方法を考えなければ。とりあえずいい感じの仮面にはなりそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR