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停止していたファーストサーバの「Zenlogic」再開 4日ぶり

» 2018年07月10日 08時30分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク傘下のファーストサーバは、障害のメンテナンスのため7月6日から全面停止していたレンタルサーバ「Zenlogic」のサービスを、9日午後10時20分に再開した。「再び高負荷状態になった場合には、サービスを停止する場合がある」としてたが、10日午前11時時点で安定稼働を確認したという。

【更新:2018年7月10日午後1時30分:サービスの安定稼働を確認したとの発表を受け、見出しと本文を修正しました】

画像 ファーストサーバの告知

 Zenlogicでは6月19日以降、ストレージシステムに高負荷が発生し、メールの送受信やWebサイトの閲覧、サーバへのファイル転送ができない障害が断続的に発生したため、7月6日午後8時から全サービスを停止してメンテナンスを開始。最長で9日午前8時までかかるとしていたが、「サービス再開処理後、再度の高負荷発生を確認した」として9日午前8時以降もメンテナンスを継続し、再開予定は未定としていた。

 「一時的に高負荷状態の緩和を確認した」として9日午後10時20分に再開。再び高負荷状態になればサービスを停止する場合があるとしていたが、10日午前11時時点で「稼働状態が安定していることを確認した」としている。「引き続き監視を強化するとともに、経過を随時報告する」という。

 Zenlogicは、ヤフー(Yahoo!JAPAN)のインフラを活用したクラウド型レンタルサーバ。今年2月時点で、中小企業・官公庁など約2万社が利用しているという。

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