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デッサンが苦手な漫画家が“3Dデッサンツール”に挑戦(1/4 ページ)

» 2018年08月06日 06時00分 公開

 「なんとか仕事をサボりたい」

 そんなよこしまな(?)気持ちを抱える漫画家のサダタローさんが、楽しく仕事をサボれるITツールやガジェットを試していく本連載。前回は、AIベンチャーのPreferred Networks(PFN)が開発した線画自動着色サービス「PaintsChainer」を使ってみるものの、「いろいろできすぎて迷っちゃう!」と袋小路に入ってしまいました(関連記事)。

 そして、この連日のうだるような暑さ。冷房が効いた部屋でのんびりメロンソーダを飲むサダタローさんにやる気を出してもらうべく、編集Mが新たなITツールを紹介しにやってきました。

 今回紹介するのは、3D空間でデッサン人形(人体モデル)のポージングができるWindows向けソフト「デザインドール」(開発者:Terawellさん、基本無料)です。デッサン画をめぐって過去にトラウマがあるサダタローさんですが、どんな難しいポーズや構図も再現できてしまうという“次世代デッサン人形”に興味を持ち、早速ツールを試してみることに。果たして苦手なデッサンを克服できるのか。

著者紹介:サダタロー

1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、2巻)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。

Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce

連載:サダタローの「お仕事サボったろー」

誰もが一度は考える「仕事サボりたいなぁ……」という誘惑。これは年中そんなことばかり考えている、とある漫画家の物語である。「できるだけ楽してお金を稼ぎたい」と力強く宣言するサダタロー氏に、程よくサボれて楽しく仕事を進められそうなガジェットやITツールを毎回紹介。サダタロー氏にいかにして締め切りを守ってもらうか奮闘する編集者の物語ともいえる(裏設定)。


デッサン画のトラウマを克服できるか























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