生体リズムを崩さないLED照明「ライトサイクル」、ダイソンが発売
ダイソンは9月14日、新しい家庭用LED照明「Dyson Lightcycle」(ダイソン ライトサイクル)と空気清浄機能付きファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool」(ダイソン ピュア ホットアンドクール)を発表した。Dyson Lightcycleは10月3日、Dyson Pure Hot+Coolは10月17日に発売する。価格はいずれもオープンプライス(直販価格は未公開)。
Dyson Pure Hot+Coolは、「羽根のない扇風機」で知られる同社の「エアマルチプライアー」技術を応用したファンヒーターだ。機能的には今年春に発売した「Dyson Pure Cool」に1400ワットのセラミックプレートヒーターを追加した形で、空気清浄機能は共通だ。広げると9メートルの長さを持つ「360°グラスHEPAフィルター」と3層の活性炭フィルターでPM 0.1レベルの微粒子でも99.95%取り除く。また空気中の微粒子やVOC(揮発性有機化合物)、NO2(二酸化窒素)量を計測できるセンサーを内蔵し、前面ディスプレイやアプリ画面で空気の汚れ具合を確認できる。
人体のリズムをくずさない照明
一方のDyson Lightcycleは、LEDタスクライト「CSYS」(シーシス)の後継機。シンプルなデザインや人工衛星の冷却方法を参考にしたLED冷却機構「ヒートパイプテクノロジー」はそのままに、新たにBluetooth通信機能を内蔵。スマートフォンアプリ「ダイソンリンク」(iOS/Android)で調光や調色が行える。
またGPS情報と日時を基に「その場所、その時間の自然光」に合わせて色温度と明るさを常時自動調節する「オート」モードを搭載。人体のサーカディアンリズムに影響を及ぼさない明かりを目指した。
「電球が開発されるまで、人は太陽光のサイクルに合わせて活動していた。われわれは人工的な明かりのおかげで日没後も活動できるが、例えば睡眠ホルモン(メラトニン)の生成などに影響している。光の色や明るさは生活のサイクルにおいても重要だ」(DysonのCEO、ジム・ローウェン氏)
この他、「学習」や「作業」「リラックス」といったシチュエーションに適した色温度と明るさに設定されたプリセットモードを用意。最も明るく寒色の明かりになる「ブースト」モードは、集中力を高めたいときに有効だ。ただし、ブーストモードの長時間使用は生体リズムに影響を与える可能性もあり、20分後には自動的にオフになる仕組みだ。
スマホアプリを通じて着々と「つなぐ」家電を増やしているダイソンだが、集めた情報の扱いには配慮している様子。発表会にビデオメッセージを寄せたジェイク・ダイソン氏(創業者ジェームズ・ダイソン氏の子息でLEDライトのチーフエンジニア)は、「われわれが製品を『つなぐ』のは問題解決の手段としてであり、アプリを介して製品から得たデータを第三者に売買するなどの考えは一切ない。シンプルにより良い製品の開発に生かす」と説明した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
2
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
【復旧】auで通信障害 全国の5G SA契約者の一部で
-
7
KDDI、東日本エリアで一時通信障害 ドコモ・ソフトバンクに続き連日で発生
-
8
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR