人気ゲーム「Angry Birds」のゲームメーカーであるフィンランドRovio Entertainmentは9月19日(現地時間)、米Magic LeapのMR(複合現実)メガネ「Magic Leap One」の開発者モデル向けに、Angry Birdsのファーストパーソンシューター(FPS)版「Angry Birds FPS: First Person Slingshot」を10月にリリースすると発表した。
オリジナルのAngry Birdsは、FPSではなく、フィールド上の「悪い豚さん」たちが潜む陣地をスリングショット(パチンコ)で発射する鳥たちで破壊するというゲーム。スリングショットを引っ張る強さや角度で破壊度が変わる。Angry Birds FPS: First Person Slingshotではタイトル通り、プレイヤー視点で豚さんの陣地に向かってスリングショットを発射する。
開発はスウェーデンのゲーム開発企業、Resolution Games。VR/ARゲームを中心に開発している。代表作の1つは「Gear VR」や「Oculus Go」向け釣りゲーム「Bait!」だ。
公開されているAngry Birds FPS: First Person Slingshotのデモ動画(記事末に転載)を見ると、部屋の中のテーブルの上などにある豚さんの陣地に対し、コントローラーを後ろに引いてボタンを押すことで鳥を発射するようだ。
Magic Leapは10月9日にカリフォルニア州ロサンゼルスで開発者会議を予定しており、これに合わせて新ゲームの提供が始まる見込みだ。
Magic Leap Oneの開発者版は2295ドル(約25万4600円)。まだ米国の一部の地域でしか購入できない。
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