米Facebook傘下のInstagramは10月4日(現地時間)、リアルで知り合った相手をその場でフォローするのに便利な「ネームタグ」機能を発表した。iOSおよびAndroid版公式アプリの最新版に追加された。
あらかじめInstagramアプリに登録しておいたネームタグを、お互いのスマートフォンのカメラでスキャンすることでフォローできる。
ネームタグは、[プロフィール]→[≡]→[ネームタグ]で表示できる。背景を変えたり、セルフィー画像を追加することでカスタマイズも可能だ。
相手のネームタグをスキャンするには、表示してもらったネームタグの画面にInstagramのカメラをかざしてキャプチャーできるまでカメラ画面を押す。
こうしたカメラによるスキャンで相手をフォローする機能は、FacebookやTwitterに既にあるものだ。
同社はまた、米国の大学生ユーザーを対象に、プロフィールに大学での専攻や所属クラブを追加する機能のテストを開始したことも発表した。
プロフィールに自分の大学を追加すると、同じ大学を追加したユーザーが学年順に表示されるようになり、その画面でフォローを申し込んだり、DMを送ったりできる。
Instagramでは9月末に共同創業者の2人が退社し、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが信頼するアダム・モッセリ氏がトップに就任した。今後もFacebook的な、ユーザー数やユーザー同士のつながりを増やすための機能が追加されていくのかもしれない。
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