米GoogleのWebブラウザの最新版「Chrome 70」のWindows、macOS、Linuxで、ピクチャーインピクチャー(PIP)機能が使えるようになった。同社の“Chromeエバンジェリスト”、フランソワ・ビューフォート氏が10月19日(現地時間)、Google+で告知した。
PIPは、再生中の動画などを小さなフローティングウィンドウにして、他の作業中も画面上に表示する機能。Androidでは「Android 8 Oreo」から、一部のアプリで利用可能になっている。
サービス側がPicture-in-Picture Web APIでサポートする必要がある。YouTubeでは既に可能で、Chromeのタブで再生中の動画を2回右クリックすると表示されるメニューで「ピクチャー イン ピクチャー」を選択する。
右下に小さなウィンドウで動画が表示される。ウィンドウの位置やサイズは変更でき、一時停止とウィンドウ削除も可能だ。PIP中はChromeの動画タブにそれを表すアイコンが表示される。Chromeの動画タブを閉じると、ウィンドウも閉じる。
ウィンドウはデスクトップの最上層に表示され、他のアプリの使用中も動画を視聴できる。
ビューフォート氏によると、この機能はChrome OSおよびAndroidでも間もなく可能になる見込みだ。
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