米Googleは10月16日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome 70」(70.0.3538.67)の安定版をWindows、Mac、Linux向けに公開した。
予告通り、Googleのサービスにログインすると自動的にChromeにもログインする機能を手動に変更した。
Chromeの[設定]→[詳細設定]→[プライバシーとセキュリティ]ページに[Chromeへのログインを許可する]という項目が追加されこれをオフにしておけば、ChromeでGmailなどにログインしても自動的にChromeにログインすることはなくなる。
また、Chromeブラウザの右上のアバターアイコンをクリックすることで、自分のログイン状態を確認しやすくした。
HTTPS非対応Webサイトの警告をChrome 69よりさらに進め、オムニバーのURLの左に「保護されていない通信」と表示されているHTTPページでメールアドレスなどを入力しようとすると、赤いアイコンが表示される。
Chrome拡張機能での不正防止のため、拡張機能によるWebサイト上のデータの読み取りや変更を許可する「ホストパーミッション」をユーザーが管理できるようになる(本稿執筆現在、ローリングアウト中らしく、筆者の環境ではまだ使えない)。
セキュリティ関連では重要度「高」6件を含む23件の脆弱性が修正された。
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