「段差を乗り越える」「持ち主を追従する」ロボット掃除機、パナソニックが試作
パナソニックと千葉工業大学は11月1日、ロボット掃除機のコンセプトモデルを共同開発したと発表した。AI(人工知能)技術を活用し、床上の物体を認識する他、段差に応じて自動的に本体を持ち上げて走行する。持ち主が掃除してほしい場所を歩けば、追従しながら掃除する機能も搭載する。
千葉工大のロボット研究所「fuRo」(フューロ)が開発した、空間認識技術「ScanSLAM」と360度レーザーセンサーを採用。部屋の形状だけでなく室内で動く人まで認識し、リアルタイムに地図生成、走行位置の特定を行う。「家じゅう隅々まで無駄のない動きで効率的に掃除する」(同社)
ディープラーニングを用い、複数のレーザー距離センサーの信号から床面上の物体を認識する。ラグなどを検出すると、段差に応じて自動的に本体を持ち上げて乗り越え、つまずかずスムーズに走行を続けられるという。掃除を終えると、走行スピードを上げて充電台に戻る。
自動操縦技術も活用し、タブレット端末で目的地を遠隔から指定して走行させることも可能。また、ScanSLAMによる動体認識技術と、AIによる動き予測制御技術を組み合わせ、人に寄り添うように追従する機能も搭載する。持ち主が掃除して欲しいところを歩くと、ロボット掃除機が追い掛けて掃除する——というように「人とロボットの共同作業が実現できる」(同社)としている。
掃除終了後は、充電台とドッキングし、自動的に本体をつり上げ、縦置きで充電。横置き充電と比べて省スペース化できる。
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