WSD-F30が発売される頃にはSki Tracksアプリとの連携がさらに深まり、スマートウォッチのスタンドアロンモードに最適化した新機能が追加されそうだ。
これまではスマホとペアリングした状態で使う仕様だったSki Trackアプリだが、アップデート後の最新バージョンはWSD-F30/WSD-F20が内蔵するGPSとセンサーの情報を取得しながら、コースのマップデータに移動経路を表示できる。難易度の異なるコースの配置やリフト、ゴンドラの位置なども確認可能だ。
スポーツの種目は滑降系のスキーとスノボ、平地移動の多いクロスカントリー系など大きく2つに分けて、それぞれに専用のアルゴリズムによって正確なデータ解析・記録ができるようにした。他にも天気や雪崩情報など警報の表示にも対応。スマートウォッチのメモリに保存したデータは、計測終了後にペアリングしたスマホに転送するとグラフやサマリーを確認できる。モバイルOSのプラットフォームはAndroidとiOSの両方に対応する見込みだ。
Wilson氏は今後もSki Tracksアプリを継続的にブラッシュアップしながら、例えばPRO TREK SmartシリーズのGPS機能とマップ機能に連動させ、ゲレンデの最新情報を反映させたスキー・スノボのナビゲーション機能を追加したり、またはアプリのユーザーによるコミュニティを作ってゲレンデの最新情報などを交換できる機能も実現したいと意欲を見せていた。
最近はスキー・スノーボードを趣味として楽しむファンが減っていると言われていたが、プレスツアーの日の「たんばらスキーパーク」はスキーシーズンに入ったばかりの平日にも関わらず、よく賑わっていた。この頃は特に親子でスキーを楽しむファミリー層がゲレンデに戻ってきているようなので、今年のウィンターシーズンは大いに賑わうかもしれない。ぜひPRO TREK Smartシリーズを持って出かけたい。
今までスキーやスノボを楽しむときには、普通にゲレンデを滑っているだけだったが、スマートウォッチを身に着けるとSki Tracksのようなアプリを活用して上達したいと意欲がわく。またLINEのグループ通話で通知をウォッチの画面で確認したり、音声入力機能を使って簡単な返信を返せる機能が便利だ。PRO TREK Smartシリーズがあればスキーやスノーボードに限らず、登山や自転車、ランニングなど仲間と楽しむスポーツがますます楽しくなるだろう。今回のイベントでWSD-F30の完成度の高さも実感できた。
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