米MicrosoftはモバイルOS「Windows 10 Mobile」のサポートを2019年12月10日に終了する。1月3日に公開したサポートページのFAQで告知した。
Windows 10 Mobileについては、2017年10月にWindows 10担当副社長(当時)のジョー・ベルフィオーレ氏が「新機能や新端末の開発には注力しない」とツイートしたことで、終了を予告していた。その後、2018年1月にWindows Insider Programチームのシニアプログラムマネジャーであるブランドン・ルブラン氏がプレビュー版の新ビルド提供終了をツイートした。サポート終了については、米Thurrotが18日に最初に報じた。
12月10日以降、Windows 10 Mobileではセキュリティアップデート、サポート、オンラインテクニカルコンテンツの更新がなくなる。最終日までサポートされるのはバージョン1709。
2020年3月10日までは、デバイスバックアップの作成が可能だ。写真のアップロードや既存のデバイスバックアップを使った端末の復元などの一部のサービスは、少なくとも2020年12月10日までは提供される見込み。
Microsoftはサポートページで、「ユーザーはサポートされているAndroidまたはiOSデバイスに移行することをお勧めします」としている。「当社はこれらのプラットフォームやデバイスでMicrosoftのモバイルアプリをサポートすることを余儀なくされています」(日本語版原文ママ)
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