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Switch廉価版の可能性は? 任天堂、経営方針説明会のQ&A公開

» 2019年02月05日 12時44分 公開
[ITmedia]

 任天堂はこのほど、2月1日に行った経営方針説明会の質疑応答の内容をWebサイトで公開した(PDF)。Nintendo Switchの今後の販売戦略などについての質問に答えている。

画像 任天堂が公開した質疑応答より

 2019年3月期のSwitchの販売台数予想は2000万台から1700万台に下方修正した。その理由について古川俊太郎社長は「ハードやソフトの魅力を十分に伝える努力が足りなかった」と述べ、今期は前期よりハード・ソフトともに販売数を伸ばしたいと話した。

 Switchの小型版や廉価版の可能性など今後の販売戦略について問われると、「ソフトの提案などを通じて需要を創出することで、家庭内で複数台のSwithを持っていただけるよう目指したい」と回答。ハードの小型化や値下げの可能性については直接のコメントを避けた。

 ニンテンドー3DSの販売台数が減っているとの指摘に対しては「想定よりやや早く市場自体が小さくなっている」と認める一方で、「子どもにとって初めてのゲーム機として需要は残っている」とし、ゲーム専用機ビジネスとしては3DSとSwitchと両方を維持する方針を改めて示している。

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