トヨタ自動車は2月5日、クルマを定額制で乗り換えられるサブスクリプションサービス「KINTO」を、都内で6日から提供すると発表した。まず、3年間、半年ごとに「レクサス」を乗り継げる「KINTO SELECT」をスタート。3月1日からは、3年間で「プリウス」など1台に乗れる「KINTO ONE」も提供する。今夏以降、全国展開する計画だ。
KINTO SELECTは6カ月ごとに、レクサスブランドのセダン「ES300h」、SUV(スポーツ用多目的車)「RX450h」など6車種から選べる。契約期間は3年間で、月額料金は18万円(税別、以下同)。
KINTO ONEは、プリウス、カローラスポーツ、アルファード、ヴェルファイア、クラウンから1台を選んで乗れる。ラインアップは今秋以降、拡充していく。契約期間は3年間で、月額料金は車種によって変わり、プリウスの場合は4万6100円〜5万5400円。
いずれのサービスでも月額料金には、自動車税、任意保険や登録などの費用が含まれる。申し込みは、全国のトヨタ販売店の他、Webサイトでも受け付ける。
トヨタは5日、KINTOを運営する新会社「KINTO」を1月11日に設立したことも発表した。子会社のトヨタファイナンシャルサービスと住友商事グループの住友三井オートサービスが共同出資する。資本金は18億円で、出資比率はそれぞれ66.6%、33.4%。
トヨタは「クルマを単なる移動手段として利用するのではなく、好きなクルマ、乗りたいクルマを自由に選び、気軽に楽しみたいというニーズが高まっている。新しいクルマの持ち方を提案していく」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR