トヨタ自動車は11月1日、クルマをサブスクリプション(定額制)で保有できる個人向けサービス「KINTO」を発表した。税金や保険、メンテナンスなどの費用をパッケージ化し、ユーザーは月に一定の金額を支払うことで好きな車を選んで乗れる。サービスの詳細は検討中で、まずは2019年初頭に都内の一部店舗で試験導入する。
クルマをネットに常時接続するコネクテッドカー技術を活用し、ユーザーの安全運転やエコ運転、定期的に販売店へ入庫するといった行動をポイント化。ポイント数に応じて料金などを還元するプログラムも検討する。
同社の豊田章男社長は、「クルマが欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに『筋斗雲』のように使っていただきたい」としている。
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