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PCパーツ卸のマスタードシードが事業停止

» 2019年03月06日 11時31分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクなどによると、PCパーツや周辺機器の卸販売を手掛けていた専門商社のマスタードシードが3月4日に事業を停止し、債務整理を弁護士に一任した。負債総額は2017年12月期末時点で約18億5500万円。

 1992年3月に設立。台湾やシンガポールなどから輸入したDRAM、メモリなどの卸販売を中心に、ヘッドフォンやマウスパッドなどの周辺機器も扱っていたほか、海外メーカーの国内代理店にもなっていた。

 2016年12月期には年売上高約51億4900万円と、過去最高額を計上していたという。だが、自作PCのニーズ減少や取引先との関係変化などから財務が悪化。再建を模索してきたがかなわず、事業継続を断念した。

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