米Googleは3月12日(現地時間)、目の不自由な人に周囲の様子を音声で説明するAndroidアプリ「Lookout」を米国のGoogle Play Storeで公開したと発表した。まずは英語版のみで、Pixelシリーズで利用できる。今後利用可能端末と地域を拡大していく計画だ。
Lookoutは、昨年の開発者会議「Google I/O 2018」で発表されたアクセシビリティ支援アプリ。Googleの画像認識アプリ「Google Lens」と同じAI技術を採用し、スマートフォンのカメラに映ったオブジェクトを解析し、それが何であるかを音声で説明する。
Googleは、Lookoutアプリを起動したらスマートフォンを首からさげて、カメラで常に自分の正面を映しているよう勧めている。この状態で、画面をタップしたりしなくても、常にカメラに映ったものについて音声で説明し続ける。
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