無線LAN標準化団体のWi-Fi Allianceは9月16日(現地時間)、Wi-Fi標準規格の最新バージョン「Wi-Fi 6」(「IEEE 802.11ax」の一般向け名称)の認証プログラムを開始したと発表した。
米Appleが9月10日に発表した「iPhone 11」など、既にWi-Fi 6対応を謳う製品が先行しているが、このプログラムはそれらが標準に準拠していることを示すものだ。
Wi-Fi Allianceは、最初に認定を受けるスマートフォンは韓国Samsung Electronicsの「Galaxy S10」だとしている。
Wi-Fi 6の容量は、Wi-Fi 5(802.11ac)のほぼ4倍。「高速、低遅延、電力効率、大容量で、5Gサービスを提供するために、セルラーネットワークと拡張カバレッジをサポートする重要な接続を提供する」。
一般的なユーザーのメリットとしては、単一チャンネル内で複数のクライアントに同時にサービス提供が可能になる点がある。
既に認証を取得した製品は以下の通り。
Wi-Fi Allianceは昨年10月に、一般ユーザーがWi-Fi製品およびネットワークについて理解しやすくするために、Wi-Fiの名称を変更した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR