ZOZO前社長の前澤友作氏は1月30日、インターネットテレビ局「AbemaTV」のお見合い番組への出演を「個人的な理由」で取りやめるとTwitterで発表した。「真剣に出演させていただくことを決めたものの、どうしても最後まで自分の気持ちを整理することができませんでした」と説明している。
本来は、20歳以上で宇宙渡航に興味がある独身女性を募って審査を行い、3月末にパートナーを決めた上で、デートなどの模様を「前澤友作 真剣お見合いドキュメント〜FULL MOON LOVERS〜」と題した番組で放送する予定だった。
前澤氏は2023年に民間人初の月周旅行を行う予定。企画の発表時には、AbemaTVが番組公式サイトに「史上初、ハネムーンは月旅行!?」との文言を掲載するなど、番組で選んだパートナーと新婚旅行で月に行くことを示唆していた。
また、同氏は当初、企画の発表に合わせて「ずっと曖昧にしてきた『一人の女性を愛し続ける』ということに、真剣に向き合う良い機会」「宇宙から愛を叫びたい」との前向きなコメントも発表。ネットで話題を呼び、3週間で2万7722人からの応募を集めた。
だが、実際には迷いが生じていたといい、同氏はTwitterで「中途半端な気持ちのまま番組に臨むことは、参加してくださる皆さまに大変失礼であると考え、身勝手ではありますが、中止のお願いをさせていただきました」と心情を吐露。「AbemaTV関係者の皆さまには、心よりおわび申し上げます」と謝罪している。
企画の中止を受け、Twitter上では「残念」「見たかった」「前澤さんが決めたことだから正解」「お騒がせな人だ」など、さまざまな意見が寄せられている。
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