写真で気づいたことの1つは、色がPixel 4より濃い感じです。これも並べてみないと気づかない程度だし、個人の好みによると思いますが、私はPixel 4の方が好きです。ちょっと残念。
操作で便利になったのは、Pixel自身が「暗いな」と判断するとシャッターボタンが自動的に夜景モードになるところ(Pixel 4では暗いところにカメラを向けると「夜景モードを試す」ボタンが表示されていました)。暗いままで撮りたいときは、操作パネル右上のボタンをタップします。
新機能の夜景モードでのポートレート、ちゃんとぼけたりぼけなかったり。たぶん、光の位置や量によるんだと思います。
ポートレートモードで撮影した写真の光の位置を後から変えるポートレートライトは、iPhone X以降で使えるスタジオ照明にちょっと似た、写真にこだわりのある人しか使わないであろう機能です。撮った写真でなんか顔に暗い影入っちゃったなというときに調整できます。
ポートレートライトは、カメラアプリまたはフォトアプリでPixel 5のポートレートモードで撮影した顔写真を開き、[編集]→[調整]→[ポートレートライト]を選ぶと写真の顔の部分に光源を表す円が表示されるので、これを指で移動させます。
どうやらPixelくんが顔だと判断したものの写真でしかポートレートライトを使えないようです。花の写真では機能が表示されませんでした。
背面カメラの2台目が望遠から超広角になったのはマーク・レボイ教授がいなくなったことを感じさせる変化です。これもコストダウンに貢献しました。超広角でも7倍までのズームは可能です(Pixel 4は8倍まで)。
動画撮影でやってみたかったのは「シネマティック撮影」。そういう機能があるんじゃなくて、実際にはカメラアプリで動画を選ぶと「スロモ録画」「標準」「タイムラプス」ボタンが選べるようになり、スロモ録画を選んでパン(カメラを水平方向に動かすやつ)すると、「映画のような動画を撮影できます」。
正義の味方軍団がなぜか道幅いっぱいに横一列に並んで敵陣に乗り込むシーンとか、戦場から戻ってきた恋人を草原で走って迎えに行くシーンとかで使われるやつです。撮影した動画の一部がスロモになるんですが、後からスロモにする部分を変えることもできます。お見せできるようなサンプルは撮れていませんが、小田急線のホームに電車が入ってきて乗客が降りるだけの動画でも、スロモ録画するとなんだかドラマチックです。
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