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'90年代アーケード筐体を再現した卓上ゲーム機、タイトーが発売 内蔵40タイトルに追加もできる

» 2021年06月04日 16時38分 公開
[ITmedia]

 タイトーは6月4日、1990年代のアーケード筐体を再現した卓上サイズのゲーム機「EGRET II mini」(イーグレットツー ミニ)の予約受付を始めた。価格は1万8678円(税込)。発売は2022年3月2日を予定している。

「EGRET II mini」(イーグレットツー ミニ)。サイズは155(幅)×200(奥行き)×209(高さ)mm

 1996年にゲームセンターに登場した汎用アップライト筐体「EGRET II」を模したコンパクトな家庭用ゲーム機。当時のゲームセンターと同様、上部に稼働中のゲームを示すインストラクションパネルを取り付けられる(ミニカードが付属)。

 液晶モニターは5型。アスペクト比は当時と同じ4:3で、45度回転して縦長画面にもなる。HDMIケーブルでテレビなどにも出力できる。

 ジョイスティック入力はゲームによって8方向か4方向に自動切替。側面のSDカードスロットでゲームを追加にも対応した。

回転するディスプレイ
側面にSDカードスロット、背面に2人プレイ用のゲームパッドを接続する

 電源はUSB給電。USBケーブルは付属するが、アダプターは別売とした(5V/2A/10W以上)。

 収録ゲームは1978年登場の「スペースインベーダー」を始め、83年の「エレベーターアクション」、86年「バブルボブル」など40タイトル。全タイトルのインストラクションパネル(ミニカード)が付属する。

 別売の拡張セットは86年の「アルカノイド」など10タイトルが入ったSDカードと専用ゲームパッドをセットにして1万2078円。「今後もSDカードによる追加タイトルの発売を予定している」という。

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