モリサワは1月14日、フォントのサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」(モリサワフォント)に、AIを活用して画像からフォント名を調べられる機能「画像でフォント検索」をβ版として追加した。これにより、フォント名が分からなくても、利用したいフォントを画像から探せるようになるという。
画像でフォント検索では、ユーザーが探したいフォントを含んだ画像を、Morisawa Fonts上にアップロード。画像のフォント部分をトリミングして指定すると、類似するフォントから順に検索結果を表示する。
これまでもMorisawa Fontsでは、フォント名や利用できる言語、明朝体やゴシックといったフォントの分類からフォントを調べられたが、画像からフォントを検索できるようになることで、検索時間の削減などが期待できるという。
これにあわせてモリサワは、Morisawa Fontsに関する質問に答えるAIチャット機能「Morisawa Fonts コンシェルジュ」のβ版もリリース。書体に関する情報や組版の知識などの回答ができるほか、それぞれのフォントの具体的な活用方法も提案できるとしている。
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