米OpenAIは5月19日(現地時間)、複数のタスクを並行しで実行できるコーディングエージェント機能「Codex」を、iOS版のChatGPTアプリに追加したと発表した。
ChatGPTの「Pro」「Enterprise」「Team」版ユーザーは、iPhoneさえあれば、コードの編集から差分確認、AIへの変更指示、プルリクエストの作成まで可能になる。
Codexは、Gitリポジトリに直接アクセスし、クラウドベースの隔離環境で実行できるエージェント。Web版は5月17日にプレビュー版としてリリースされた。
大規模言語モデル「o3」をソフトウェアエンジニアリング向けに最適化した「codex-1」を利用しており、ChatGPTからコーディングやバグの修正、コードに関する質問などをオーダーできる。自然言語で依頼でき、並行動作できるのが特徴だ。
Web上でCodexを設定すれば、iOS版でもCodexを選べるようになる。iPhoneの「ライブアクティビティ」にも対応。ロック画面でCodexのタスクの進ちょくをリアルタイムに確認できる。
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