「突然ですが、Google Pixelなら今すぐ使えます」――Google日本法人は6月10日、スマートフォン「Pixel」シリーズで使える機能を紹介するポストを公式Xで投稿した。テキストや音声を翻訳する「リアルタイム翻訳」などの機能を宣伝。米Appleが6月9日(現地時間)に発表した「iOS 26」で使える新機能を意識しているようだ。
ポストでは、リアルタイム翻訳に加え、ユーザーが電話に出る前に、Google アシスタントが相手の名前や要件を確認する「通話スクリーニング」を紹介。電話の保留が解除された際にユーザーに通知する「代わりに待ってて」や、スマホの画面に表示されたものを丸く囲って検索できる「かこって検索」も、Pixelで使えるとアピールした。
このポストに対し、Xでは「Appleへの対抗心がすごい」などの声が続出。iOS 26で使える新機能を想起するユーザーが多く見られた。
iOS 26は、Appleの開発者向けイベント「WWDC25」で発表。2025年秋の正式提供を予定している。“液体ガラス”のような半透明素材を活用したデザインに刷新したほか、アプリなどの機能面もアップデートする。
目玉はAI機能「Apple Intelligence」の拡充だ。電話、メッセージ、FaceTimeに、リアルタイムでテキスト・音声の翻訳ができる「ライブ翻訳」を追加。AIを活用し、カメラで捉えた対象物を検索できる「Visual Intelligence」も強化し、スマホの画面に表示されたものを検索する機能などを追加する。
電話アプリには、Googleが提供するものと同様の通話スクリーニング機能や、電話の相手が保留中から通話状態になるとユーザーに通知する「保留アシスト機能」を追加する。
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