「サム・アルトマンクソコラグランプリ」開催? 動画生成AI「Sora 2」発表で、本人風動画がわらわら(1/2 ページ)
遊戯王カードを掲げるサム・アルトマン、トイレに吸い込まれるサム・アルトマン、“スタジャン”姿でラップバトルに挑むサム・アルトマン……米OpenAIが9月30日(現地時間)に動画生成AIの新モデル「Sora 2」を発表した影響で、同モデルを使ったジョーク動画がXなどにあふれている。同社のサム・アルトマンCEOの姿を生成した動画も数多い。
Sora 2は旧モデル「Sora」に比べて物理法則の理解に長け、オリンピックの体操競技やパドルボートの上でのバク転など、これまでの動画生成AIでは難しかったシーンの生成が可能とうたうモデル。プロンプトから生成する以外にも、実際の人物の動画をSora 2に渡すことで、その人物の外見や声を再現して動画内に反映することも可能だ。
発表時点では米国とカナダで提供するソーシャル動画アプリ「Sora」で使える他、招待を受けたユーザーであればSoraシリーズのWebサイトからも利用できる。
これを受け、XなどのSNSでは早速Sora 2を使って生成した動画の投稿が続出。特に目立つのは、アルトマンCEOが登場するジョーク動画だ。まだ存在しないAIモデル「GPT-6」を発表する同氏、アニメやゲームのコスプレをする同氏、トイレに吸い込まれる同氏など、さまざまな動画が投稿されており、さながら“クソコラグランプリ”(雑なコラージュ画像・動画の動画が相次ぐ)のような状態だ。“クソコラ”と思えないクオリティーのものもあるが、いずれもSora 2を使って生成したことを示す透かしが付いている。
中には同氏が物を盗み、警備員に捕まる様子を描く動画も。SNSでは同様の動画を指し、フェイクの高精度化を懸念する声もある。同氏のコスプレ姿の動画を含め、既存IPによく似たキャラクターが登場する動画なども散見されるため、権利侵害のリスクを懸念する声も少なくない。
なおSora 2は、著名人の描写をブロックする措置を講じているという。著名人以外の肖像権についてもアプリ版のSoraで提供する「Cameo」(カメオ)機能で制御するとしている。
Cameoは、自分の姿を撮影するだけで、さまざまなユーザーがSoraのあらゆるシーンに撮影者を登場させられる機能。同時に自分が登場する動画の確認や削除を可能にする仕組みも備えており、これによりユーザーが自身の肖像を管理しやすくするとしている。
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