AIに仕事を手伝わせるだけでなく、仕事そのものを自動化するにはどうすればいいのか。Google Workspace Studioを使った4つの実例から、日々の業務を効率化する具体的な方法を紹介する。
ソニーネットワークコミュニケーションズでは、「Microsoft 365」環境がすでにある組織に、あえて「Google Gemini」を導入した。同社は、異なる2つのツールを適用するために、どのような方針をとったのか。Gemini利用率75%に至るまでの実装と対話のプロセスを、推進担当者が明かした。
生成AIの導入は進んだ。だが、社員が本当に使いこなし、投資に見合う成果を生んでいるかを説明できる企業は少ない。AIの活用実態をどう可視化し、投資対効果へつなげるのか。プロダクトアナリティクスの実務家がその方法論を明かした。
「情シスをやめます」と言われたら
どうすれば少人数でも「回る情シス」を作ることができるのか。それを知るためには、情シスが企業においてどのような立ち位置にいるかを知ることが大切だ。キーマンズネット編集部は専門家へのインタビューから、その作り方を探った。
生成AIのアカウントを社員に付与しても使われない――。AIの社内定着は大きな課題だ。長野県のみそメーカー、ハナマルキは「Geminiの利用率が86%」という数字を誇る。導入時の工夫とは。
民放各局などが共同で運営する見逃し配信サービス「Tver」。1週間限定配信など期限が限られる中、作品とユーザーをどう結び付けているのか。データ活用の裏側に迫る。
生成AIは、現場で使われてこそ意味を持つ。コストや時間、人手の課題を抱えていたTBSでは、現場主義を重要視することでその活用を推進させたという。同社の内製プラットフォームが系列局まで広がった、普及の舞台裏が語られた。
1500万会員を超える「イオンお買物アプリ」。会員データとAIを駆使した販促施策が成果を上げている。その全容を担当者が語った。
AI分析しようにも「社内用語」が壁になる――多くの企業が抱えるこの課題に、ニトリが挑んだ。地道な作業を積み重ねてつかんだのは、誰もが使いやすいデータ分析基盤だった。
カインズは、ユーザーによる口コミ投稿の作文をAIでサポートしている。その機能を開発する上で「AI代筆の文章はユーザーの声なのか」という問いに直面。どのように解決したのだろうか。
オンラインサービスの「ログイン画面」は、サイバー攻撃の標的になりやすい。「モバイルSuica」「えきねっと」といったJR東日本のサービスで共通する「JRE ID」は、セキュリティをどう守っているのか。
社内の誰がどのAIを使っているのか、正確に把握できている企業は多くない。しかも問題は、たいてい事後に発覚する。約500社の商談分析と複数の実例から、野良AIとの現実的な付き合い方を探る。
仕事ができる人ほど、教える時間がない。ベテランが無意識にこなす判断や段取りは、言葉にされないまま特定の個人にとどまる。この暗黙知を、AIは組織の資産に変えられるのか。CTCが導入企業で示したのは、AIツールを足すのとは別の答えだった。
対話型AIをゲームに組み込む際、最大の壁となるのがキャラクターや世界観との両立だ。「ドラゴンクエストX オンライン」は、この難題にどう挑んだのか。スクエニ開発陣が、その設計思想と工夫を明かした。
『ドラゴンクエストX オンライン』に生成AIを活用した新キャラ「スラミィ」が実装された。生成AIのゆらぎを克服し、ゲームの世界観をどのように守っているのか。
「情シスをやめます」と言われたら:
辞表を出したのは、社内で唯一ITが分かる人だった――。パスワードも、契約先も、その人の頭の中にしかない。中小企業のIT支援を手掛ける専門家に、そこから実際に起きたトラブルと、こうした状況に陥る企業の共通点を聞いた。
月100回以上Geminiを使う首都高速道路の従業員が、1年で22人から224人に急増した。転機は対面・終日のワークショップと「誰一人取り残さない」全社推進、そして「Gemini Notebook」の存在だった。
生成AIは「答える」から「仕事を進める」ツールへと進化している。では、業務で本当に頼れるAIと、単なる生成ツールの違いはどこにあるのか。鍵を握るのは、企業固有の文脈を理解する力だ。
生成AIによる音声合成の進化で、経営者や上司の声が数秒で複製される時代が訪れた。元警視庁職員やAI音声開発企業のCEOなど3人の専門家が、実演で脅威を体感させながら、最新のボイスフィッシングの手口と、組織が今すぐ取るべき備えを示した。
キーマンズネットの読者調査には、生成AIを巡る中小企業の切実な悩みが数多く寄せられた。代表的な5つの「あるある課題」を、経済産業省・中小企業庁でデジタル活用支援に携わった小池明氏にぶつけ、明日から使える乗り切り方を聞いた。
店舗では「売れた理由」が分かっていても、その気付きは本部まで届かない。週報では拾い切れない現場の知見をどう生かすのか。ユナイテッドアローズは、課題解決のためAIエージェントの独自開発に乗り出した。
酒類卸のカクヤスが、業態転換を目指している。成否を左右するのが、30年前から動く「基幹システム」の刷新プロジェクトだ。AI活用で挑む刷新の舞台裏に迫る。
ランサムウェア攻撃の被害に遭い、事業が停止したアスクル。復旧までの裏側を、同社の吉岡晃社長CEOが明かした。
離れた仲間と声や映像、ゲーム画面を共有しながら遊ぶ「Nintendo Switch 2」の新機能であるゲームチャットは、その手軽さの裏で低レイテンシと安定運用という難題を抱えている。リリースから1年、安定稼働を支えた設計思想はどこにあったのか。
動いてはいるものの、誰もその中身を把握できない。多くの企業が直面する基幹システムの“老い”に、カクヤスは生成AIを使った。鍵となったのは、AIによる解析と現場の業務知見を組み合わせ、「AIを制御する技術」を確立したことだ。
業務システムを開発したくても、費用や人材の確保がネックとなり、なかなか着手できない会社は少なくない。こうした課題に対し、専門知識がなくても開発を進められる手段が広がりつつある。
AI検索の台頭で、自社の強みが薄れる――この危機感を抱えた通販の「モノタロウ」運営元は、購買AIエージェントを内製した。その効果についてCTO(最高技術責任者)が語った。
AIは高性能であればいいわけではない。「どの場面でもフェラーリが必要なわけではないのと同じだ」と語るMicrosoft MVPの太田氏。AIモデルが次々と登場する時代に企業が見直すべきは、最新モデルへの依存ではなく、自社の業務や知識をAIが理解できる環境だという。
上司から突然「このデータを見ておいて」と任され、Excelを前に手が止まった経験がある人も多いはずだ。大量データの集計は負担が大きく、分析業務は特定の担当者に偏ってしまう。Copilotのチャットや関数機能は、その前提を変えつつある。
サイバー戦やAIの悪用など、サイバー空間は“危険と隣り合わせの場所”になった。企業の経営者は、この課題にどう向き合えばよいのだろうか。
データセンターが抱える「電力消費問題」の解決に挑む東京電力HD。半導体が発する熱で発電する「新しい火の発明」を掲げるが、実現できるのか。
顧客の購買行動が変化する中、ホンダが新車販売にAIエージェントを導入した。“濃い商談”を支援し、すでに成約も生まれているという。販売現場の変化を追う。
散在するデータの集計を自動化し、現場の改善提案は1年で250件へ。オムロンが実証した、現場主導のDXを根づかせる要点とは。
AIによる攻撃が、月単位から時間単位で現実化する可能性が高まっている。最新AIモデルの登場で脆弱性発見の能力が広がる一方、企業ではAI利用のルールや管理体制が追い付いていない。AIエージェント時代に求められる新たな防衛策とは何か。
1700万人の顧客を抱えるかんぽ生命保険が、営業フローにAIエージェントを組み込んだ。商談準備に奔走する現場がどう変わるのか、デモンストレーションの様子を紹介する。
AIに相談はできても、業務そのものは動かない。その壁を越え、自社の仕事の9割超をAIエージェントに移す取り組みが現れている。AIを社員として雇い、実務で成果を生む組織づくりの実像が語られた。
研修で知識をインプットしても、その多くは定着しないまま忘れ去られていく。学んだ内容を業務の成果に変えるために、AIをどう使えばいいのか。
他社の生成AIにコネクタでM365のデータをつなげばCopilotは不要なのか。両者を分けるのが、参照するコンテキストを管理する「Work IQ」だ。その3層構造の仕組みと、恩恵を最大化するためにユーザーがやるべきことを、3人のMicrosoft MVPが語る。
生成AIで多くの業務が効率化されるなか、電話対応だけは何十年も変わらない光景が続いている。AIを実務で機能させる鍵は何か。メディアリンクが姫路市との実証実験で示した「ナレッジ循環」の仕組みを読み解く。
生成AIを実証止まりにせず、現場の業務まで踏み込んで成果を出すには何が必要か。「勘と経験」に依存した業務スタイルと、デジタルスキルの不足という課題を抱えていたコクヨは3つのAI活用事例として、「完全未経験の担当者が費用対効果5倍を達成」した方法や、「問い合わせ返信の定型業務を月10時間から0秒」「営業準備を1万8720時間から12時間」に短縮したエピソードを語った。
リリース当初は期待外れとの声もあった「Microsoft 365 Copilot」だが、近年は評価が変わってきているようだ。何が転換点だったのか。3人のMicrosoft MVPがその進化と活用の本質を語り合った座談会の模様をお届けする。
IPAは2026年3月31日、2027年度以降のITパスポート試験含む各種試験の見直しに関する最新の検討状況を公表した。編集部では、試験の移行によりどのような変化があるかについて、公表された内容からさらに切り込んで取材した。
「2025年の崖」から滑り落ちないための処方箋:
レガシーシステムを抱える企業の多くが動き出せずにいる中、JFEスチールは当初計画から約2年前倒ししてシステム刷新を完了させた。一度は挫折した同社は、なぜ2度目のチャレンジに成功したのか。
AIは敵じゃなくて“友達”:
市場拡大の裏で収益悪化に喘ぐゲーム業界。この構造的課題を打破すべく、スクウェア・エニックスとGoogle Cloudが手を組んだ。両社が見すえる、人気作『ドラクエ』を舞台に、生成AIが「敵」から「友」へと変容する未来とは。
トヨタ・コニック・プロはAIアシスタントの全社展開を進める中で、現状のPCでは処理が追い付かないという問題を抱えていた。選定の背景から導入後の効果、セキュリティへの取り組みまでを追った。
Enterprise IT Summit 2026冬 イベントレポート:
AI導入に慎重だったJALはなぜ、全社展開へと踏み出せたのか。試行錯誤と戦略転換を重ねた同社の取り組みは、AI活用に悩む多くの企業へのヒントを与えてくれる。
Microsoft 365最新アップデートまとめ:
CopilotのエージェントモードがWordにも対応し、日常業務の効率化が一層進むと期待される。一方、TeamsのEXIF情報削除などプライバシー保護に関わる仕様変更もあり、情報システム部門には正確な把握が必要だ。
CopilotのClaude 4.5対応やExcelの自律型エージェント、Web版Power Queryの強化は、自動化の実効性を高めるものだ。一方でTeams新ルールなど情シスが把握すべきポイントもある。
“12億円削減”の全貌:
住友商事が9000人の従業員にMicrosoft 365 Copilotを導入し、年間12億円の削減効果を算出。驚異的な数字の妥当性と、わずか2名で推進した大規模体制の裏側に迫る。
Agentforce World Tour Tokyo 2025:
NTTドコモが約1億人の会員基盤を武器にした営業変革の全貌を明かした。データ活用や指導者不足の課題に対し、AIエージェントをいかに組み込んだのか。現場と開発者が語る、AI導入を成功に導くための「要諦」とは。