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» 2007年04月20日 16時12分 公開

目標を実現するための7つのステップ:第3回 目標実現のリハーサル。そして絶対あきらめない (1/2)

目標とセルフイメージを一致させたら、次のステップは、周囲に宣言することです。あとはあきらめずに、一歩一歩進みましょう。

[平本相武(構成:房野麻子),ITmedia]

目標を実現するための7つのステップ
  連載タイトル
ステップ0 ワクワクした気持ちで目標をたくさん書き出す
ステップ1 フォーカス&タイムリミット
ステップ2 感情のアクセルを踏む
ステップ3 心のブレーキをはずす
ステップ4 五感を使いこなす
ステップ5 情熱を湧き起こす
ステップ6 やりたくてたまらない行動
ステップ7 絶対にあきらめない!

 セルフイメージが目標と一致したら、次は目標が実現したときのことを想像して状況をリハーサル。周囲に宣言して意志を固め、実現に向けて小さな一歩を踏み出します。あとは継続。絶対にあきらめない!

ステップ4──五感を使いこなす

 目標実現に関してとても大事なのが、五感を使って実現した場面をリハーサルすることです。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を伴ったリハーサルをします。ではここで、またちょっと伸びをして、リソースフルな状態になってください。まず、4W1Hを想像します。

平本 いつ?(When)というのは12月31日、8月31日ですね。次は“どこで?”(Where)本が出たとしたら、そのときどこにいますか?

房野 自宅に見本が送られてきます。

平本 斎藤さんは? どこで過ごしていますか。

斎藤 家ですね。

平本 誰(Who)といますか?

房野 1人かな。

斎藤 妻と、ですね。

平本 そのとき何を(What)どんな風に(How)していますか?

房野 PCに向かって座っています。

斎藤 僕もPCに向かって、口座を見ているかな(笑)

平本 奥さんと一緒に?

斎藤 はい。

平本 こんな風に、いつ、どこで、誰と、何を、どのように、という4W1Hを想像します。Whyはナシです。そして、実現した場面で今度は五感を使います。実現したとしたら、何が見えますか?

房野 送られてきた本の包みが。

斎藤 残高(笑)

平本 そのものズバリですね(笑)。包みはどんな風に見えますか? 例えば、きらきら光って見えるとか、大きく見えるとか、ふわふわ見えるとか……。

房野 なんか重たくて、「来た来た!」という感じで……。

平本 残高はどんな風に見えますか? 例えば、長く見えるとか、大きく見えるとか、明るく見えるとか。

斎藤 う〜ん、長く見えるのかなあ……カンマ2つですかね。

平本 いいですね。残高が金色に光って浮かび上がって見えるとか、数字が立体的に見えるとかいう人もいますね。では、その場でどんな音が聞こえてきますか? 

斎藤 静かな感じ。

房野 FMラジオがかかっていて、ストーブの上でお湯が沸いている音がします。

平本 どんな風に聞こえますか?

房野 穏やかな感じ。

斎藤 安心な感じです。

平本 じゃあ、最後に、身体はどんな感じですか? 例えば、ゆったりくつろいでいるとか、暖かいとか。

房野 暖かいですね。外がすごく寒いのに、家の中が暖かくて、お茶でも飲んでいるからホカホカいい気分……というときに来てほしいですね。

斎藤 こちらは夏だから暑いんですよね。エアコンって感じでもないし……冷たい麦茶でも飲みながら、ちょっと汗もかきながら、っていう感じです。

平本 こうやって、視覚、聴覚、体感をフル動員して、何が見える? どう見える? 何が聞こえる? どう聞こえる? 何を感じる? どう感じる? というのを想像していきます。もし、味や匂いがあるとしたら?

房野 コーヒーを飲んでいます。コーヒーの香りがします。

斎藤 あまり感じないですね。

平本 目標を実現させたい場合は、実現した場面をありありと五感を使って思い描いてください。さて、ここまではオーソドックスで、ここからはオプションです。まず「感謝日記」を説明しましょう。もし、目標を実現できたら、誰に感謝したいですか?

斎藤 妻ですね。

房野 私も夫ですね。

平本 どんな風に感謝したいですか?

斎藤 「応援してくれて、ありがとう。資金を拠出してくれて、ありがとう」(笑)

房野 「家事をしてくれてありがとう」ですね。

平本 他に感謝したい人は?

房野 編集の人。「作っていただいてありがとうございます。本の形にしていただいて、ありがとうございます」ですね。

斎藤 他には特にないかなあ。

平本 こんな風に、感謝を感じて、その感謝を思い描くだけでも気分が違いますね。可能だったら、「きっとそうなるから」といって本人に直接感謝してもいいのですが、ちょっとそれはリアルじゃないので、例えば「感謝日記」をつけます。たまにでいいので、実現したら、妻に対して、夫に対して、ありがたいだろうなあ、というような感謝を先に書きます。普通は時間軸で、実現した後に感謝を感じますよね。でも逆に感謝を先に感じてしまうようにするんです。そうすると、その目標実現がどんどん当たり前なことになってきます。先ほどの自信を持つ原理と一緒で、先に感謝を感じちゃうんですね。「感謝を感じているということは、目標は実現されて過去形になっているんですよ」という風に心理的にもっていくわけです。

 過去形にして言う方法もあります。「私は200万円投資して、結構うまくいった」と過去形にした日記をつける。そして「次はこうしようと思う」みたいにね。じゃあ、ちょっとやってみましょうか。本を1冊書いたとします。書いた後、どうします? 

房野 ちょっとのんびりしようかな。

平本 どんな風にのんびりします?

房野 主婦になろうかな、1年ほど。ああ、でも、復帰できない恐れが……。

平本 でも、こんな風にしていくと、どんどんリアルにできそうな気がしてきますよね? このように五感を使いこなします。


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