Web派もお試しあれ! クリアフォルダでA4手帳を自作する3分LifeHacking

すでに来年の手帳を購入した人もいる一方、Web上のスケジューラで十分という人も多い。だが一覧したりするときに便利なのはやっぱり紙だったりする。Webのスケジューラを印刷したA4用紙とクリアフォルダを組み合わせて手帳を作ってみよう。

» 2008年12月03日 18時24分 公開
[鷹木創ITmedia]

 9月過ぎから2009年版の手帳が店頭に並んでいる。12月1日は手帳の日だった。すでに来年の手帳を購入した人もいるはずだ。一方、「スケジュールやToDo管理は、携帯電話やインターネット上のスケジューラで十分。紙の手帳なんていらないよ」という人も増えてきた。

クリアフォルダは、下の部分がとじているから見開きできない

 かくいう筆者もそんなWebだけで済ませる派の1人だが、Webのスケジューラ使いであっても情報を紙に落としたいときもある。例えば今日の予定だったり、客先の地図であったり、せっかくWeb上にメモしてあっても外出先だととっさにアクセスできなかったりすると困る類のものである。

 じゃあ、と思って事前にスケジューラの内容をプリントアウトし、クリアフォルダに入れて持ち運ぶのだが、このクリアフォルダが意外と曲者。たいていのクリアフォルダは上下左右4辺のうち2辺が開いて、書類をしまう。2辺がとじていて見開きできないのはしまった書類が落ちにくくするためだと思うが、A4用紙いっぱいに印刷した地図や長期間のスケジュールは見開きで見たいもの。はて、このクリアフォルダ、どうしたらいいものだろうか。

 「とじた辺のうち、下だけを切っちゃえばいいのでは?」と教えてくれたのは、関西LifeHack研究会を主宰する、クリエイトシステム代表の太田憲治さん。なるほど、こうすれば見開きになる。「切った後、書類を挟んだクリアフォルダをそのままホチキス止めすれば“手帳”にもなるんです」

下を切っちゃえばいい! 確かに!!

ステープラーでとめれば、書類も落ちないし、そのまま手帳にもなってしまう

 そもそもクリアフォルダは、誰かに渡したり、確認が必要な書類などを回覧するためのフロー情報を入れるもの。だが、ちょっと切ったりとめたりすれば、ストック情報をまとめる手帳に変わるのである。Web派の人も、過去のスケジュールやアイデアノートをプリントアウトしてストックしたりするのに活用できそうだ。

 なお、クリアフォルダの内寸は通常、A4用紙が入る大きさ。下の部分を若干切り落としてもA4用紙を収めるには十分だ。A4用紙にプリントして使うといえば、Biz.IDのライフハックテンプレートにもぴったり。太田さんのWebサイトではこの“A4手帳”用のリフィルも用意しているので、気になる人はアクセスしてみてはいかがだろうか。

ちなみに太田さんの“DIY”ノート。同様のリフィルは彼のWebサイトにあるので気になる人は試してみよう
本日のレシピ
用意するもの 作り方
クリアフォルダ
はさみ
ステープラー
(1)クリアフォルダの下のとじている部分を切断
(2)書類をはさんで
(3)ステープラーでとめる

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