対談編でお話ししたように、Evernoteの魅力はタグとノートという2つの軸で分類できるということと、その2つを柔軟に設定できるということです。
例えば最初、ノートブックに分類していたとしても、それをタグに変換したり、複数のノートブックをまとめてタグ付けしたりすることができます。その威力を実感してもらうために、「ほしい物」「買い物」という2つのノートブックに入っているメモすべてに、「NewTag」というタグを付けてみましょう。
メイン画面 青枠がノートブック。オレンジがタグ。タグを頻繁に変更することができるので、やってみよう。
たとえば今はノートブック「ほしい物」に2つのデータ。ノートブック「買い物」には5つ入っている。
これを新しいTagで統合する。
ノートブック「買い物」の中のすべてのデータにまとめてタグ「New Tag」を付ける。
同じように「ほしい物」のデータにもタグ「NewTag」をつけると「NewTag」の個数は7になる。
データ自体はそれぞれのノートブックにそのまま残っている。
1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタルハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』、『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』、『Life Hacks PRESS vol.2』、『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』、近著に『成功ハックス』がある。
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。
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