「顧客満足度の高いビジネスホテル」に関する調査で、5000円を切るコストパフォーマンスのよさでスーパーホテルが総合1位を、清潔さや快適さで高得点をマークした三井ガーデンホテルズが2位を獲得した。オリコン調べ。
オリコンは3月2日、「顧客満足度の高いビジネスホテル」に関するインターネット調査結果を発表した。全13項目について項目別の満足度を尋ねたところ、総合では77.5点のスーパーホテルチェーンが首位を獲得。75.7点の三井ガーデンホテルズが2位となった。
オリコンによると、使用者が重視した項目は「コストパフォーマンス」「利便性のよさ」「客室の清潔度」などで、スーパーホテルチェーンと三井ガーデンホテルズはこれらの満足度が高かったという。
一般的な宿泊費が4980円と5000円を切るスーパーホテルチェーンは、特に「コストパフォーマンス」の満足度が高かった。三井ガーデンホテルズは「コストパフォーマンス」ではスーパーホテルチェーンには及ばなかったが、「ホテル内の清潔度」「客室の清潔度」「客室内の水周りの清潔度」「ベッドの快適さ」など、清潔さや快適さに関する9項目で1位を獲得した。
74.21点で総合3位を獲得したのが東横イン。「利便性のよさ」では首位を獲得した。ほとんどの店舗が街の中心や駅から近いことが評価につながった。オリコンでは「サービス展開が統一されていることからの安心感も満足度につながってのでは」と推測している。
4位〜8位は、上位から順にルートインホテルズ、アパホテルグループ、ワシントンホテルチェーン、サンルートホテルチェーン、チサンホテルチェーンとなった。
なお、尋ねた項目は「コストパフォーマンス」「利便性のよさ」「客室の清潔度」「設備の充実度」「客室の雰囲気」「ベッドの快適さ」「予約の取りやすさ」「ホテル内の清潔度」「客室内の水周りの清潔度」「客室の遮音性」「ホテル内の雰囲気」「付帯サービスの充実度」「スタッフの接客態度」の全13項目。
調査対象は、過去3年以内にビジネスでホテルに宿泊をしたことがある全国3066人の男女。調査期間は1月23〜24日。点数は、各項目における満足度と、重要視している項目の比重をかけ合わせ、独自の算出方法で数値化した。
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