アイシェアは、同社サービス会員を対象に、Webブラウザの利用率や満足度、求める機能などについて調査した。最もよく利用しているWebブラウザは、42.3%で「Internet Explorer」がトップ。年代が高くなるほどInternet Explorerの利用率が高く、年代が低いほどFirefoxの利用率が高い傾向にある。
アイシェアは、同社サービス会員を対象に、Webブラウザの利用率や満足度、求める機能などについて調査した。有効回答者は20代〜40代の468人(男性:57.3%、女性:42.7%/20代:33.3%、30代:34.6%、40代:32.1%)。なお、回答者のインターネット利用年数は「10年未満」が16.0%、「10年以上15年未満」が53.0%、「15年以上」が31.0%。
最もよく利用しているWebブラウザを聞いたところ、1位は「Internet Explorer」で42.3%。2位に「Firefox」で28.6%、3位に「Sleipnir」が10.0%で続いた。以下、「Google Chrome」「Safari」「Opera」「Lunascape」の順で、いずれも1割未満という結果になった。
男女別に見ると、Internet Explorerは男性が36.6%、女性が50.0%。Firefoxは男性が31.3%、女性が25.0%と差が出ている。また、年代が高くなるほどInternet Explorerの利用率が高く、年代が低いほどFirefoxの利用率が高い傾向にあるようだ。
利用中のWebブラウザの機能や動作具合の満足度について聞いた。「とても満足(22.4%)」「どちらかというと満足(61.8%)」を合わせた84.2%が「満足」としており、性別年代問わず8割以上を占めている。Webブラウザ別では、母数は少ないもののGoogle Chromeユーザーの95.5%が「満足」と回答している。
一方、「不満(「とても不満」「どちらかというと不満」の合計)」とした人は15.8%。不満を感じる点で最も多い回答は、「動作が重い」だった。以下、「ページ表示が遅い」「機能拡張が自由にできない」「ブラウザの使い方が分かりづらい」「ブラウザを好みのデザインに変更できない」の順になった。
Webブラウザに最も求める機能としては、「動作が軽い」が46.6%でトップ。2位は「強力なセキュリティ機能」で14.3%、3位に「ページ表示が高速」が13.9%で続いた。
女性と40代は「強力なセキュリティ機能」と「ページ表示が高速」、男性と20代は「機能拡張が自由にできる」を重視する人が多い。また、インターネットの利用年数が長い人ほど、「動作が軽い」「拡張機能が自由にできる」の割合が高く、逆に「強力なセキュリティ機能」の割合が低かった。
現在利用しているものから乗り換えて使ってみたいWebブラウザが「ある」と答えた人は全体の19.9%。これらの人に最も使ってみたいWebブラウザを聞いたところ、Google Chromeが45.2%でトップ。Firefoxが31.2%で続いた。
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