マウスやキーボードの操作を一時的にロックする3分LifeHacking

マウスやキーボードの操作を一時的にロックすることで、猫などのペットや子どもによるいたずらからPCを守るソフトを紹介しよう。

» 2010年05月21日 08時07分 公開
[kizukiBusiness Media 誠]
「CoolBlockInputLite」。タスクトレイに常駐する

 自宅でPCを使っていると、ちょっと目を離した隙に第三者にいたずらされることがある。第三者と言っても明確な悪意を持った第三者ではなく、例えば子どもがいたずらでキーボードをバンバンと叩いたり、あるいは猫がキーボードの上を歩いたりといったレベルのものだ。作業中のファイルを開いたままの状態でこのような目に遭うと、かなり悲惨な事になってしまう。

 こんな場合に便利なソフトが、今回紹介する「CoolBlockInputLite」だ。このソフトを使えば、席を離れる際にPCのキーボードとマウスをロックし、一時的に使用不可にすることができる。Windowsのロックと異なり、画面を表示した状態を維持したまま、マウスポインタの動きも完全に止めてしまえるのがミソだ。子どもの場合、キーボードやマウスを触って画面に何らかの反応が起こると、いたずらがエスカレートすることがある。こうした場合にも大いに有効だ。

 ロックするには、タスクトレイ上のアイコンを右クリックし、表示するメニューの中から「BlockInput」を選択。カウントダウンを表示したのち、マウスとキーボードは無効化、一切の操作を受け付けなくなる。カウントダウンは0〜5秒の範囲で設定することが可能なほか、ホットキーも設定できる。

タスクトレイのメニューから「Block Input」を選ぶとロックする。キーボードとマウスは同時にロックし、どちらか一方だけのロックはできない
ロックまでの時間は変更が可能。ホットキーも設定できる

 いったんロックすると、キーボードおよびマウスからの入力は完全にシャットアウト。だが、[Ctrl]+[Alt]+[Del]だけは受け付けるので、解除にはこれらのキーを押せばよい。猫などのペットや子どもによるいたずらはもちろん、PCの電源を入れたままマウスやキーボードを掃除するといった用途でも重宝する。物理的な破損への対策としては残念ながら効果はないが、いたずらの拡大に対しては大いに有効なソフトだ。目的に応じ、Windowsのロックとうまく使い分けてみてはいかがだろう。

本日のレシピ
ソフト名 対応OS 利用料 作者
CoolBlockInputLite Windows 2000/XP 無料 Kurichan(くりちゃん)

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