手帳回帰宣言(でもTwitterも続けます)Biz.ID Weekly Top10

情報の蓄積をWebサービスやデジタル機器に頼っていましたが、手帳に回帰してみようかと思います。

» 2010年10月05日 18時50分 公開
[藤村能光,Business Media 誠]

 今回の1位はやる気は「出す」ものではなく「出る」ものでした。ITmedia エンタープライズで「ビジネスマンの不死身力」の連載を担当してもらっていたテイクウェーブ 竹内義晴さんに声を掛け、実現した連載です。5位7位にもランクインしています。

 竹内さんが過去に、ITエンジニアのチームを任された時の経験などを基に、「働きやすい職場」を作るための方法や考え方を伝えてもらっています。連載は残すところあと2回。今週中に公開する予定です。


 最近、紙に情報を記録しなくなっていました。取材にはポメラを使い、内容をその場でデータとして記録しますし、予定管理はグループウェアとデータを同期できるiPhoneアプリをメインで使っているためです。

 そんな中、手帳やノートを再び使ってみようかと思っています。手帳を使っていた時期は2年ほど前にさかのぼりますが、そのころは1日の振り返りを家で書き留め、期間を置いて見返す時間を作っていました。「何でこんなことを書いていたのか」と記述内容に赤面しながらも、そこから新たなアイデアを思いつくことが多々ありました。

 最近は、もっぱらTwitterを使って思いつきレベルのアウトプットをしていました。ツイートに対する思わぬ返信や反応があるからです。ですが、一喜一憂するのはあくまでその瞬間だけ。その内容を深く掘り下げるまでには至っていませんでした。数日前のツイート内容って、実はあまり覚えていなかったりするもの。結果として、長らくアウトプットの振り返りを怠っていたことになります。

image 手帳が見当たらなかったので、取り急ぎメモ帳で予定表を作ってみました。自由に書けるので、発想が広がる気もします

 アウトプットの振り返りは、アウトプット自体と同じくらい大事だと考えています。そのためには気軽にアクセスできる「情報の格納庫」が不可欠。気軽に持ち運べる手のひらサイズの手帳は、実はこうした役割を担いやすいのかなあと思っています。手を動かして書いた情報って、タイピングで記録した情報と違い、意外と覚えていたりしますし。

 手帳の効用として仕事の振り返りを挙げるビジネスパーソンも増えています(日本能率協会マネジメントセンター調べ)。Webやデジタル機器を使い始めたのはここ数年ですが、それまでのアウトプットのキャンパスは紙でした。長年積み上げてきた「紙に書く」ことが振り返りの習慣化につながることを信じて、数年ぶりに手帳を開いてみたいと思います。

 ちなみにTwitterも引き続き使っていくので、Twitterを使ってアウトプットを振り返るアイデアなどがあれば、是非教えてください!

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