先週まで受け付けていた「誠トレンド格付」の結果が出ました。スマートフォン、SNS関連のキーワードを抜いて誠 Biz.IDピックアップの中で1位になったのは、今夏の象徴ともいえる「節電」でした。
2011年12月11日〜2011年12月17日
先週最も読まれた記事は「デジタルペン『Denshi-Pen』の文字認識率80%を試す」。次点は「空き巣に狙われる家の特徴とは――外出前に確認したい防犯対策チェックリスト」でした。
個人的に気になった話題は、6位にランクインした「バイドゥがSimejiを買収――タブレットに特化した日本語入力システムなども検討」のニュース。これまであまり日本語入力システム(IME)にこだわりは持っていなかったのですが、取材を機にスマートフォンの日本語入力用アプリとして「Simeji」と15日にグーグルが発表した「Google日本語入力 Beta」をインストールしてみました。
使い始めて数日ですが、アルファベットと平仮名、数字モードの切り替えが1つのボタンでできるかそうでないかの違いや、平仮名モードのときに1ステップで絵文字を選択できるかなど、ちょっとした違いで使いずらかったり逆に使いやすかったり。一番うれしいのは期待した予測変換が出てきてくれることなので、そういう意味ではSimejiもGoogle日本語入力 Betaも満足しています。
ちなみに、普段使いのPCもこれまでWindows標準のIMEを使っていたのですが、スマートフォンの文字入力を変えるのと同じタイミングでバイドゥIMEをインストールしてみました。こちらはIT用語の予測変換が充実しているので、仕事用としてなかなか快適です。……とここまで書いたところで、隣の編集長から「それならATOKを入れてみなよ」と言われました。そういえばATOKを入れたことがないので、早速体験版をダウンロードしてみたいと思います。
さて、12月1日から12日に投票を募集していた年末恒例の「誠トレンド格付」。おかげさまで約700人の皆さんに投票いただき、トップ10が出そろいました。この結果は昨日放送のビジネステレビ誠の後半(1時間7分50秒ごろ)で紹介していますので、ぜひご確認ください。
全体のランキングは動画でご確認いただくとして、以下では、誠 Biz.ID編集部ピックアップのキーワードで投票が多かったものを紹介したいと思います。
節電/Facebook/Google+(SNS)/HTML5/Google Chrome(Webブラウザ)/SkyDesk/LotusLive/サイボウズ KUNAI/Evernote/Dropbox/ポメラ DM100/Canon imageFORMULA/ScanSnap/ガイガーカウンター/GALAXYシリーズ(Android)/iPhone 4S/iPad 2/KYBER SmartNote/CamiApp/SHOT NOTE/airpenPocket/LifeTouch NOTE(Android)
ランキング | キーワード |
---|---|
1位 | 節電 |
2位 | iPhone 4S |
3位 | |
4位 | ガイガーカウンタ |
5位 | iPad 2 |
6位 | Evernote |
7位 | HTML5 |
8位 | Google+(SNS) |
9位 | Dropbox |
10位 | Google Chrome(Webブラウザ) |
誠 Biz.IDの読者が選ぶ2011年のキーワード1位は節電。夏に公開した節電関連の記事は、多くの人に読まれました。続いてはiPhone 4Sです。こちらもそうですが、11位にもGALAXYシリーズ(Android)と、スマートフォンがランクインしています。私の周りは今年スマートフォンデビューをした人が多く、中にはこれまで携帯電話にこだわっていたけれどiPhone 4Sならば満足、ということでスマートフォンに変えた人がいました。
ちなみに、各編集部が選んだトレンドはこちらの記事で紹介しています。各編集長が今年を振り返りながらコメントを寄せているので、今年1年の振り返りにぜひご覧になってみてください。
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