リモートアクセス環境を構築できるソフトイーサのサーバソフト「PacketiX VPN Server」に新機能搭載。iOS、Android、Mac OS X搭載端末からもVPN接続可能となった。
サーバソフトウェア「PacketiX VPN Server」に、iOS、Android、Mac OS Xを搭載した各機器からもリモートアクセスが可能になった。1月20日にソフトイーサが発表した新機能によるもので、PacketiX VPN ServerがIPsecサーバとして稼働することで、マルチOSからの接続に対応した。β版のアップデートソフトは6月30日まで無償提供中。
これまでPacketiX VPN Server搭載の社内サーバにリモートアクセスするには、Windows OS搭載の端末に専用のクライアントソフト「PacketiX VPN Client」をインストールする必要があった。新機能の実装により、各クライアント端末は標準搭載しているVPNのサポート機能を用いて社内サーバにアクセスできる。
自宅のPCや外出先で使用中のスマートフォンから、社内サーバで管理しているメールを確認したり、リモートデスクトップクライアントを利用して社内にある自分のPCをリモート操作する、といった使い方ができるというわけだ。
なお、今回の追加機能によりEtherIP over IPsec(EtherIP)プロトコルに対応した市販のVPNルータからPacketiX VPN Serverに多拠点間でVPN接続するといった使い方もできるようになった。消費電力が少なく価格も安価だが拠点側の設置用としては性能が足りないような場合でも、本社(センター)にPacketiX VPN Serverを、各拠点にEtherIP対応のVPNルータを設置することで安定した常時接続を保てるとしている。
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