LINE@の概要を把握しよう今日からはじめるLINE@(1/3 ページ)

LINE@のアカウントを開設するまでを順を追って解説していく。

» 2013年05月08日 10時00分 公開
[渡辺まりか,Business Media 誠]

 前回「なぜいまLINE@なのか」では、LINEの急成長ぶりとLINE@アカウント開設のメリットについて論じた。第2回の今回は、実際にLINE@のアカウントを開設する方法を見ていきたい。

 ところで、LINE@アカウントを申し込める業種とはどのようなものだろうか? ざっと復習してみよう。

 まず、大きく「ローカル」「メディア」「パブリック」の3種類に分けられている。

 「ローカル」では飲食、小売、アパレル、美容、ホテル、旅館など実店舗を運営していることが前提となる。そのため、「販売をしている」とはいえ、ECサイトのみの法人はLINE@アカウントを開設することができない。

 「メディア」は雑誌タイトルやテレビ番組などのメディア専用のアカウントだ。

 「パブリック」は地方自治体などの公共サービス専用のアカウントで、このアカウントのみ例外的に初期費用、月額基本料が無料で友達数上限がない。

 読者の多くはローカルアカウントで取得することになるだろうから、本連載でもローカルアカウント取得を前提に説明をしていく。なお、自分のビジネスがどの種類に該当するか、また、条件を満たすか分からない場合は、直接LINEに問い合わせて欲しい。

 ここでは、架空のお店「カフェ誠」という店舗が初めてLINE@アカウントを取得するまでの流れを追ってみる。なお、この店舗は実在しないテスト用のため、作成されたアカウントも同様であることを了承いただきたい。

NAVERアカウントとLINE@アカウントの違い

 本記事ではLINE@アカウントの取得方法について解説していくが、その際、「NAVERアカウント」というまた別のアカウント名も出てくる。このNAVERアカウントは、LINE@を含むNAVERのサービスを利用するためのアカウントで、取得しておけば、LINE@や、さまざまなWeb上の情報を自分なりにまとめられる「NAVERまとめ」、クラウドストレージサービス「Nドライブ」などを利用できる。

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