外出先に気軽に持ち歩ける機動力の高さで人気の小型モバイルスキャナー。今回は最新4製品の主な特徴と仕様を、外観写真を中心に紹介する。
いまユーザーの間で注目されているスティックタイプの小型モバイルスキャナー。同時セット枚数などでは据置型に及ばないが、気軽に持ち歩けることはもちろん、使い終わったら引き出しに片付けられる機動力の高さなどからビジネスユーザーの注目度も高い。1万円台から入手できるリーズナブルさも、人気の秘けつと言ってよいだろう。
近ごろでは無線LAN対応かつバッテリー駆動が可能な製品が増え、さらに幅広いスタイルで使えるようになった。これから数回にわたり、2014年6月に各社から相次いで発売された最新のモバイルスキャナー4製品を、さまざまな角度からチェックしていく。第1回は、各製品の主な特徴と仕様を、外観写真を中心に見ていこう。
左からPFU「ScanSnap iX100」、エプソン「DS-40」、ブラザー「MDS-820W」、キヤノン「DR-P208II」。わずか1カ月の間にこれだけの機種が発売されたことからもホットなジャンルだと分かる「ScanSnap iX100」は、約400グラムという軽さが特徴で、USBによる有線接続にも対応する。見開きページを折りたたんでスキャンすることで自動的に表裏を合成するモードや、最大863ミリの読み取りが可能な長尺モードも備える。読み取りは片面のみ。iOSおよびAndroidからの直接スキャンも可能だ。メーカー直販サイト価格は2万2800円。
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