自分の特性を知ることは、何をするにしても大切なことです。意外な自分に気付けるだけでも面白いと思いませんか?
この連載は書籍『書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。
最近、「嫌なこと」はありませんか? 誰でも生きていれば、大なり小なり何かしらの「嫌なこと」にぶつかります。
・上司からのむちゃ振り
・料理が出てくるのが遅すぎるレストラン
・自分のミスを一切認めない先輩
・約束をドタキャンされた……
実は、「嫌なこと」には、あなたの人生を幸せにしてくれるヒントがたくさん詰まっているのです。
某有名企業は「嫌なこと」をビジネスに活用し、歴代の有名経営者は「嫌なこと」を経営に取り入れて成功してきました。
人生も同じ。より良い人生を送りたいなら、「嫌なこと」を活用しない手はありません。あなたも、手軽に「嫌なことノート」とともに、“人生革命”始めませんか?
「好きな食べ物は何ですか?」という質問をして、はっきりと答えられない人が意外に多くいます。これは食べ物に限ったことではありません。
自分の好きなことや得意なことなのになかなか答えられない。これは、自分のことを意外に認識していない証拠です。
自分を知らないままでいるのは、情報がありすぎるということもあるでしょうし、日々自分と向き合って生きていないからという理由もあるでしょう。
「嫌なこと」も同じです。人間の思考の7割はネガティブなことを考えています。だから、嫌だと感じることは、仕事の中にも、プライベートでも、あちこちに転がっています。
書き出したらきりがありません。人それぞれに何十、何百という「嫌なこと」があるはずです。でも意外に、自分がどんなことを「嫌なこと」だと思っているのか、ちゃんと分かっていない人が多いのです。
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