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自分らしさのヒントを提案――東急ハンズ渋谷店が19年振りのリニューアル
東急ハンズは、同社の旗艦店である渋谷店をリニューアル。「ヒント・マーケット」をコンセプトに情報発信力を強化するという。
東急ハンズは6月25日、同社の旗艦店である渋谷店をリニューアルする。同店舗は1978年9月にオープン。大規模改装は1990年3月の増床以来、19年振りとなる。
リニューアルのコンセプトは「ヒント・マーケット」だという。「自分らしさ」「こだわり」などを求める消費者ニーズの多様化に対応して、情報発信力を強化。「クラフト&ホビー」「パーソナルスタイル」「アニバーサリー」など、自己表現のためのフロアを拡充する。「ひとりひとりに合った豊かな生活を過ごすための『ヒント』を積極的に提案する」(東急ハンズ)
1階正面入り口には、季節に合わせたライフスタイルを提案するイベントフロア「ヒント・スペース」を設置。また、「『つくってる』を楽しむ!」「自分時間旅行」「あのころの学舎」など各フロアごとにテーマを決めたパブリックスペース「Hint Pit!(ヒント・ピット)」をエレベータ前にレイアウトする。
通路は広めに、商品棚の高さは低く抑える――など、「1日ゆっくりとお買い物の『ヒント』を探しながら過ごせることを優先してデザインした」という。フロアスタッフを「ヒント・スタッフ」と位置付け、お客様のお買い物に対するコンサルティングサービスを強化。また、ストアロゴやスタッフの制服なども刷新する。
今回の渋谷店を皮切りに、今後、全国の東急ハンズ各店についても「ヒント・マーケット」をコンセプトとしたリニューアルを随時行う予定だ。
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